リバーサイド・ライド2017-09-01 21:36

9月になって、組織言語を離れて隠居生活に入るまであと7ヶ月となった。昔はサービス残業をしたり、有給をたくさん流したりしていたが、それは幕藩体制の武士みたいに、ご家中としての作法みたいなもので自己満足に過ぎない。その人がいなくなっても組織は回っていくことが組織のよい点でもあり、無機質な点でもある。

40年近く組織人として生きてきたけれど、ご家中としての作法に結局は馴染めなかったような気もする。まぁ利に賢いだけが、生き方ではないでしょう。

今日は有給をとって午前9時半から3時半までカーボンバイクで走ってきた。

北風がやや強いので北摂方面には向かわずに、猪名川ー神崎川ー箕面川ー西国街道ー女瀬川ー芥川ー淀川とリバーサイド・ライド。

芥川の桜の小径を走っていたが、

途中で行き止まり。

芥川左岸を走って、淀川に合流。

堤防道路ばかり走っていると飽きるので、街中にも下りてみた。

城北公園というところらしい。

木蔭に入ると風があって涼しいが、走っているとやはりたっぷりと汗をかく。

閑話休題

コンタドールが今年のブエルタを最後に引退するようだ。ここ数日、攻めの走りをしているのはすごいなぁ。昨夜はフルームが2度落車。フルームでも転けるんやと思っていたら、私は今日しょうもないミスでロードバイク生活5回目の落車をした。

川沿いの橋で車を避けて、横着に歩道に乗り上げようとしたら、前の歩行者とのリズムが合わず、立ち転けした。歩行者の方が謝っていたけど、完全に私のミス。
ぞんざいなギアチェンジをしたのでチェーンが外れ、段差があったのでクリートが外れずに立ち転け。

バックパックを背負っていたので、被害はスマホのガラスカバー(本体ではない)がすこしひび割れして、おにぎりが潰れたくらい。
身体もバイクにもまったく損傷はなし。でもかなりかっこ悪し(苦笑

ぞんざいな走りはしないように注意しているのだが、街中では気をつけないとあきません。

10年で落車5回か。
1回目 乗り始めた頃、信号でクリートが外れずに立ち転け
2日目 堤防道路で少年野球のライトの配線に乗り上げて草むらに落車。
3日目 ロングライドで疲れがピークとなり、サドルに跨ろうとして落車
4回目 狭い旧道で下ってきたママチャリに身体ごとタックルされて落車

幸いなことにスピードを上げた場面では落車していない。

70歳くらいまで今のペースでロードバイクには乗りたいなと思っているので、ケガをしないようにやはり集中力が必要でしょう。




洗車日和2017-09-02 21:23

午前中は家の雑事を済ませ、午後からは久しぶりにロードバイク2台を洗車した。
どちらもギアやチェーンの油汚れを念入りに落とします。クロモリロードにワックスをかけてやると、10年選手とは思えないほどちょっと艶めいてくる。もちろんフレームには多くの小さな傷があるけれど、それも悪くない。

新しいオイルを差して、ちょっと走ってみると、やはり走りが軽くなった感じだ。陽射しと風のおかげであっというまにバイクも乾いてしまう。

1時間ほどでバイク清掃を終えて、夕方に長男夫婦と孫が夕食に来るので、部屋を掃除して座卓の準備をしていた。

すっかり汗をかいてしまったので速攻シャワーを浴びる。

長男たちが来るまでに時間があったので、ちょっと興味をもっていた山の本がAmazon Kindle Unlimitedで無料になっているのでダウンロードした。
ゆったり行こう!中国・四国 山歩きガイド
伊予富士や瓶ケ森を通る林道瓶ケ森線は、ロードバイクでぜひ走ってみたい道だ。
天気がよければ、石鎚山、そして遠く土佐湾まで望むことができるという。寒風山トンネル旧道も魅力的な道だ。

来年、隠居生活に入れば時間は十分にあるけれど、人生予定は未定だから、なるべく早く行ってみたいな。

ルートはググってみるとこのブログ記事が参考になった。


大阪南港からフェリーで愛媛の東予港へ、そこから走れば楽しいコースになりそうだ。

夕方、長男と孫が来宅。仕事を終えた長男の奥さんも来宅して、皆で夕食。
毎週末は1日くらい我が家で食事をしていいよと私たちから提案しておいた。

明日は自転車で走る予定。


風邪とブコウスキー2017-09-05 23:31

9月になって一気に最低気温が下がって、案の定昨日は風邪気味。仕事を終えて帰宅すると、ヘロヘロに疲れており午後8時すぎには就寝、今朝の6時半まで爆睡。

過去のブログ記事を読むと、やはり季節の変わり目にキチンと風邪をひいている(苦笑



気分低下なのでブコウコスキーの小説を読んでいる。
パルプ (ちくま文庫)

ハードボイルドを茶化すようなハチャメチャな探偵小説。これはおもしろい。


表紙のイラストも訳者も当然ながらこの本をよいものにしてるんやろね。

なんとなく風邪も悪化しなくなっていくような気分。

先週の日曜は尼崎下町ポタリングしたのみ。やっぱ体調がその頃はよくなかったみたい。



公園で食べたタコ焼きは美味しかったけど。



「兵庫の峠」を読む2017-09-06 19:29

風邪のため体調がもうひとつなので自宅療養中。

先日、神戸の古書店を覗いてみると興味深い本を見つけたので購入した。
「兵庫の峠」(兵庫県民センター 1978年=昭和53年3月発行)

北摂越譜参考文献の中でも、

「兵庫の峠」:兵庫県民サービスセンター発行
    簡単なコメント・所在地を付したものを含めれば、兵庫県内の峠をほぼ完全網羅。300円、B6判200ページ程度の本なのに。あなどれぬ。絶版。(昭和53年刊)


と紹介されている本だ。

古書店で1000円なり。40年ほど前の本としてはまずまずの保存状態だ。最近は蔵書が増えるのがイヤなので電子書籍を購入することが多いけど、紙書籍のほうが長く残って流通していく。電子書籍はその配信母体がサービスを止めたら(Amazonが永遠にネットの覇者であるとは考えられないし)、そのデータはどうなるのかという危惧もある。

なかなか魅力的な本だけれど、40年近く前のデータなので当然そのあとバイパスや高速道路、そしてゴルフ場などができており、現在は廃道となっている峠も多いだろう。

日出坂峠はこの頃はまだ越えることができたようだが、舞鶴若狭自動車道の高架工事で廃道となってしまったようだ。

美濃坂峠もこの頃は地道だったんだなぁ。


36の峠が紹介されているが、巻末に171の峠が挙げられ一口メモと参照地図が紹介されている。
新道や宅地開発、ゴルフ場により廃道となった峠も多いみたいだ。走っているけれど峠の名前を知らなかったものもある(見比峠、青原峠、横山峠など)。

風邪が癒えたらまた走ってみよう。



縁側とベースキャンプ2017-09-09 23:14

孫用の玩具、けっこう気に入ってくれたようだ。
昨夜は仕事を終えた長男夫婦が孫とともに来宅して、食事をして帰った。
私たちも共働き夫婦だったのでよくわかるのだが、二人とも仕事・家事・育児と立て込んでいて疲労が重なっているようだ。疲れすぎると人は不機嫌になるし、夫婦だとちょっとしたことで互いに衝突してしまう。


息子たちは中学校や高校の思春期時代にもちろん反抗期があったけれど、彼らは学校や世の中の常識に反抗するタイプで、親たちを批難することは一切なかった。私は10代に親から言われた言葉にしばしば傷ついた経験があるので、息子たちを世の中の評論家みたいに責めることだけはしないでおこうと決めていた。

親というのは「やせ我慢の哲学」が必要なのかもしれない。
社会で疲れた彼らが安心して眠る場所、そしてボーッと縁側に座っておられるような雰囲気のある家庭であればよしと思い、そのように努めてきたつもりだ。

彼らも大人になり、長男夫婦や次男夫婦も三十代前半、人生の上り坂を力強く登っていくべき世代だ。

本隊は彼ら自身で、登山であればピークハントに自らアタックしなければならない。
でも本隊のみでは疲れるだろうし、無理も生じてしまう。だからこそ、親の役目は彼ら夫婦のベースキャンプみたいな位置づけでよいのではないかと、最近考えている。

息子たちの奥さんにとっては、私たちはあくまでも「夫の親」であり、実の両親とは違う。ただ娘と実両親というのは他の方の話を聞いていても、なかなか微妙な関係にあるようだ。甘えれられるだけに遠慮もなく、それがかえって家族ゆえの行き違いも生じるようだ。

私が息子夫婦たちの「ベースキャンプ」であることを望むのは、近すぎず遠すぎない関係性が自分の性に合っていると思うからだ。

今宵も長男夫婦が夕食に来宅。週に1ー2回はゆっくりと食事においでと提案しておいた。

とはいえ孫とひたすら遊んでおりましたが(苦笑

縁側とベースキャンプ、核家族4人から家族関係が拡大していく通過点かもしれません。

公正的戦闘規範2017-09-10 23:09


今日もクロモリロードで近場をポタリングしたのみ。

古書店で購入した40年近く前の「兵庫の峠」と最近発行された「播磨の峠」を読み比べたりして、Google Mapに登録したりしていた。
播磨の峠ものがたり

藤井太洋氏の最新作が発刊されたので、Amazon Kindle版をダウンロードした。
公正的戦闘規範 (ハヤカワ文庫JA)
「AIは人間の仕事を奪うのか?」などと扇情的に書かれることが多いけど(マスコミは不安を煽るのが商売だから)、藤井氏の小説のほうが遙かに現実的な感じがする。
「量子コンピュータ」の未来なんて荒唐無稽とはとても思えない。


表題となっている「公正的戦闘規範」のみ「伊藤計劃トリビュート」で既読だったが、他の作品は初めて読むけど、藤井氏らしいリズム感のある文体、そして日本に閉じこもらない世界観(宇宙も題材だから当然だけど)を楽しむことができる。

YOGA BOOK(Android版)、タブレット(HP Pro Slate 8)で読んでいる。

ガジェット類はもう現在の所有するもので十分な気がする。
使い方を詰めていくのは、たぶん隠居後になるだろう。

久しぶりに脚が攣った2017-09-13 22:22

今日はカーボンバイクで午前10時半頃、発進。

播磨の峠で、自宅から近い赤松峠まで走ってきた。

午後5時過ぎに帰宅したけど、途中両足のふくらはぎが攣ったりした。
まだ暑く、最近は峠を走っていなかったので、猪名川町ー宝塚ー三田ー三木市吉川町の微妙なアップダウンに脚を削られたようだ(汗

脚を上げて血流を安定させながら、ブログ更新。
詳しいライド記録は明日以降にでも。

播磨方面は未走の道が多いので、それなりに楽しめた。

93.2Km

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