43年ぶりの桜2016-04-02 20:11

仕事が超繁忙期になり、帰宅するとぐったりと疲れる週だった。

再雇用で働き始めて2年が経過し、若い頃と比べると集中力は低下しているのは否めない。再雇用で働くのは雑兵みたいなもんだから、長くてもあと2年ほど働くことになるかな。還暦を過ぎれば「生き急ぐつもりはないけれど、生き遅れてもいけない」という言葉が的確になってくるでしょう。

通勤電車の中ではタブレットHP Pro Slate 8で電子書籍を読んでいる。
ASUS ZenPad S 8.0より画面が鮮やかで、バッテリー保ちもいい。余分なアプリも入っていないので動作が軽くRAMの使用量も少ない。短所はZenPad S 8.0より重いことだが、カバー込みで単行本1冊持ち歩いている、そして何冊もの電子書籍やdマガジンでダウンロードした雑誌が放り込まれていると思うと十分に許容範囲内です。

岩波新書も電子書籍化されているんだ。
村上春樹は、むずかしい (岩波新書)
村上春樹に関する評論を読むよりは、彼の作品を読み返したほうが豊かな時間であることは間違いないけれど、彼の作品の経過と変遷を整理するには役立つかもしれない。

昨夜は長男夫婦と孫が来て、皆で夕食。息子たちの子ども時代、高校時代などの写真を眺めながら話が盛り上がる。孫は長男の奥さんがうまくあやして、ゆったりと寝始めた。

仕事・孫の子守、そして水回りのリフォーム工事の立ち会いなどで忙しい週だった。今日は午後から西国街道を中心にロードバイクで桜巡りをしてきた。


二十歳の頃住んでいた街の桜に到着。

43年ぶりの桜との対面。

二十歳の頃、この桜を眺めながら十分に自分は不幸だと思っていたが、それは自分の独りよがりもあったし、その後の人生はそれなりに幸せで家族や出会った人から多くの喜びを与えられた。

過去を懐かしむことはあまり自分には似合わない。

だから今宵はこんな本を読む予定だ。 人工知能は私たちを滅ぼすのか―――計算機が神になる100年の物語




里の桜2016-04-03 21:07

昨夜は電子書籍を読みながら、いつのまにか爆睡。私は不眠症になったことがない。

ゆっくりめに起床して、早めの昼食。
天気予報は雨だったけど、雨雲レーダーを眺めると午後からもなんとか天気はもちそうだ。

妻に「和菓子処うませで、季節の和菓子でも買ってこようか」というと、すっかり彼女がその気になったのでこれは走らざるを得ません(苦笑

午後からカーボンバイクで発進。

食べ物の目的と雨雲予想があると、平均速度はあがります(対自分比)
県道12号線を走り道の駅いながわから歴史街道に入る。このあたりに来るとホッとします。

うませに到着。季節の和菓子を購入。店のおばちゃんに丁寧に包装していただき、バックパックに入れます。

帰路は槻並・阿古谷経由で走る。

里の桜はこれから満開を迎えるようだ。多田神社や猪名川町の桜祭りは4月10日の予定。人出が多そうなので来週は篠山か亀岡方面に走るほうがいいかな。

旧県道12号線猪名川対岸のエドヒガンの群生。街中では珍しくなったエドヒガン桜だ。

道の奥に見えるのが親木のエドヒガンでこの木から鳥たちが種子を運び、対岸に多くのエドヒガンを芽生えさせたそうな。

雨雲に遭遇せずに帰宅。走行距離 64.35km

ちょっと走っても身体はすっきりする。

孫も今日はどこかの公園で生まれて初めての花見をしていたそうな(爆



越水浄水場の桜2016-04-06 20:19

昨夜は友人ら5人と韓国料理の店で食事会、今年の旅行の計画などを話していた。8月に定例の淡路島一泊旅行が決定、そして海外旅行はヨーロッパではテロの影響が懸念されるので、ソウル・台湾旅行を計画していることを幹事の女の子が提案。

台湾旅行、グルメ的に興味があるなぁ。

再雇用で働いているとはいえ組織原理からは離れつつあるので、いつ引退してもいいという感じで4月からは働いていく予定。

ガッツリと食事して飲んで、帰宅後爆睡。

今日は妻と花見、いつもは京都に行くことが多いけど、近場の夙川へ。暖かく無風で桜日和。

阪急苦楽園口駅から越水浄水場へ、4月1日から10日まで公開されている。

隠れた桜の名所で夙川と違い、人出も少ない。


鬱金桜(ウコン桜・黄桜)

紅しだれ

緑との調和があざやか

枝がおおぶりだ

阪神間は住みやすい

花見の後、苦楽園口駅近くの喫茶店へ。

深めの珈琲と自家製レアチーズケーキをいただく。

明日は花散らしの雨。週末はロードバイクで走りたいな。


会話と音楽2016-04-09 20:19

超繁忙期の週が終わって、今朝は遅めに起床。火野正平の「こころ旅週末版」を見て、昼食後、午後からクロモリロードで発進。

気分はクロモリの時はゆったりと川沿いを、旧道を流して走っていく。

猪名川を南下して、散り始めた桜の下を走る。

神崎川から安威川沿いを走る。

吹田の渡し。


安威川沿いに北上するが、北上するほど木曜の雨で溢水したためか河川敷の道は土埃に覆われているところが多い。


茨木市から西国街道に入り、公園で休憩。

クロモリロードはゆったりと走れて道と会話できる、そしてカーボンバイクは坂道も峠もいなすように走れて音楽を聴いている感じだ。どちらも好きだけど。

今日の走行距離 63.24km

明日はカーボンバイクで亀岡・篠山方面に走る予定。

帰宅後、Netを見ていたらこのキーボードが無性に欲しくなったけど、かなり高価。私はキーボードマニアだけど、かなり悩ましい(苦笑
Qwerkywriter レトロタイプライター Bluetoothキーボード Enterキーレバー搭載 US配列 QWERKEYWRITER1


孫優先2016-04-10 22:20

このレトロタイプライターや

Qwerkywriter レトロタイプライター Bluetoothキーボード Enterキーレバー搭載 US配列 QWERKEYWRITER1


ポメラ風タイプライターに物欲が刺激されているけど、如何せん高価すぎる。


Freewrite フリーライト 日本語対応、最大4週間持続のバッテリーでどこでも執筆 シンプルなメカニカルキーボードとE-inkのディスプレイを搭載したこのスマートタイプライター [並行輸入品]うこということで気分だけタイプライター気分で文章を作成できるテキストエディターを探してみた。

ググってみるとFocusWriterというLinux対応のエディターがある。いわゆるフルスクリーンエディターであり、確か以前にPyroomというフルスクリーンエディターもインストールしたがあまりに素っ気なさ過ぎで使っていない。


FocusWriter - Gott Code

Ubuntuソフトウェアーからインストール(Versionは1.4.5)して起動すると、フルスクリーンとなり慌てるも、カーソルを上部に移動させるとメニューが現れる。Alt+Tabでアプリの切り替え、Alt+Mで最小化などができる。

タイピングするごとにタイプライターの擬音が鳴り、エンターキーで改行するとタイプライターの「ギーッ」という音が生じる 。

テーマを編集できるので、背景画像をQwerkywriter レトロタイプライターにしてタイプライターで打っているかのような錯覚を生じさせるようにしている(苦笑  これで文章を作成していると、なんとなく物欲も収まってきたような気もする・・・


そして今日はカーボンバイクで走る予定だったけど、昨夜長男から連絡があり急遽孫用の五月人形を持っていくことになった。我が家は息子二人なので彼らのための五月人形がいくつかあるので、来月の五月の節句に息子たちの五月人形を使ってもらうことになった。ロードバイクより孫優先ですわ。


ちょこっと孫と遊んで、長男夫婦宅が模様替え中なので、急遽夕食は我が家で食べることとなった。


夕食用に武庫之荘の地酒専門店で山口のお酒「純米無濾過生酒・雁木(がんき)」を購入。山口といえば獺祭が有名すぎて高値安定だけど、オヤジには気軽に飲めるお酒がよろしい。最近の日本酒は当たり外れがないものが多いですね。

【日本酒/しぼりたて】雁木(がんぎ) 純米無濾過生原酒 ノ壱 1800ml


長男夫婦が夕方来宅して、長男夫婦、孫、次男、そして私たちと6人で夕食。孫は賑やかな雰囲気が好きなようで、次男にも愛想を振りまいていた。


日本酒「雁木」辛口で口当たりはよいが、なかなかに酔っぱらうお酒。J-Sportsの「パリールーベ」を見ながらうたた寝を始めてしまったので、あとは録画することにした。


楽しい夜でした。




電子書籍は紙書籍の夢を見るか?2016-04-11 23:09

電子書籍で人工知能の本を、電車の中で読了。

人工知能は私たちを滅ぼすのか―――計算機が神になる100年の物語

人工知能の概説というよりは、電撃文庫っぽい、でも大上段で来るよりはおもしろい本。


最近はなるべく電子書籍で本を読むようにしているんだけど

電子書籍のメリットは

・紙書籍よりはちょっと廉価

・外出用タブレット(HP Pro Slate 8)にKindle、Hontoと何冊でも保存しておき、いつでも読むことができる。

・紙書籍では入手しにくくなった作品も電子書籍化されている。


「名探偵」に名前はいらない (講談社文庫)

この本などはかなり前に読んだけど、初めて読むような感覚。たぶん自分が物忘れがひどくなっているせいもあるけどね。ハードボイルドって懐かしい感じもする。

いまは大評論家となっている関川氏も40歳の頃は、こんな力ある小説を書いていたんだ。



村上春樹の翻訳本、巻末の解説が村上春樹らしい。

結婚式のメンバー (新潮文庫)


電子書籍もタブレットの中で積ん読状態になっているのは、紙書籍と異ならない。


電子書籍は紙書籍の夢を見るか?

私は紙書籍に拘りがないので、電子書籍でも想像力の世界に違和感なく入っていける。

電子書籍であろうが紙書籍であろうが想像力に彼我はないのではないか。




頑張れ少年2016-04-13 19:24

曇り時々雨の天気予報、カーボンバイクで雨雲レーダーをチェックしながら余野街道ー石道温泉と走ってきた。


旧県道12号線沿いの里山は新緑が始まっている。


肝川を眺めながらホットコーヒーを飲む。


野の花とはいえ眺めていると心落ち着く。


北上すると雨雲に遭遇しそうなので、県道12号線ー猪名川堤防道路と走って、伊丹の小さな公園でひと休み。


名残の桜が美しい。


帰宅直前に雨雲に遭遇、すこし濡れて帰宅。


今日の走行距離46.75Km


ちょこっと走っても身体は蘇る感じ。


そういえば職場の同僚の息子さんがGWを利用して、自転車で神戸ー京都ー綾部と自走するらしい。彼は高校2年生17歳、午前3時に自宅を出発。このためにエントリータイプのスポーツ自転車を親に買ってもらい、まさしく「冒険ライド」をするようだ。


いいですね。


コースにもよるけど、神戸からだとR171で京都へ、そして老ノ坂トンネルを越え、亀岡に入りR9ーR27を利用するのが最短距離かな。


雪の亀岡、老ノ坂峠、京都西山を走る(2010.2.4)


でも老婆心ながら、国道を走るのは自動車と競合が多いし危険性も増す。私はR171やR9を走ることはほとんど無い。並行する旧道を選択し、遠回りでも峠越えをすることが多い。



でも、17歳の少年にとっては、還暦をとっくに越えたじいさんがアドバイスするのはいらんお世話、だって自分が17歳だったら「何いってんのじいさん」という態度を間違いなくとる(苦笑


走行距離は150〜160kmほどになるかな。ロードバイクにはやはり作法というものがあり、慣れないと2−3時間でお尻が痛くなり、ペダリングが力任せだと前頭筋やふくらはぎが痙攣する確率が高くなる。


私もロードバイクで初めて長距離走ったとき、こんな悲惨な目にあった。


丹波篠山まで酷暑の中、走る(ヘロヘロ編)(2007.8.18)


男の子は17歳はいちばんかっこいい時代、我が息子たちも長男はオーストリア留学から帰ってきたら17歳だったし、次男はグダグダと留年しそうで17歳だった(笑


頑張れ少年、きっと忘れられない1日になるよ。




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