炬燵と蜜柑とUbuntu2012-12-01 23:59

うかうかしいていると12月。ぐっと冷え込んできました。
冬は苦手なので、できたら炬燵に入って蜜柑を食べながらLinux on ThinkPadなどを弄っているのがいちばん楽ちんです。

昨日買ったUbuntu Magazine Vol.10をパラパラと読みます。
Ubuntu Magazine Japan (ウブントゥマガジンジャパン) Vol.10 2013年 01月号 [雑誌]

現在、自宅で主に使っているのはLubunt 12.10 on ThinkPad T400です。

-Computer-
Processor        : 2x Intel(R) Core(TM)2 Duo CPU  P8400  @ 2.26GHz
Memory             : 4026MB (589MB used)
Operating System    : Ubuntu 12.10

-Display-
Resolution        : 1440x900 pixels

-SCSI Disks-        : INTEL SSDSC2CT18(160G)

Core2のCPU、RAM4G、SATA2接続のSSD(160G)構成、Lubuntuデスクトップ環境ではサクサクと動きます。

UbuntuのUnityも動くけどLubuntu環境下のLXDEのようなシャキシャキ感がない。
UnityはおそらくWindows 8のようなタッチパネル式のデスクトップ環境を目指しているみたい。

デスクトップOS市場のシェアーはWindows 91.45%,Mac 7.3% Linux 1.25%という統計がある。LinuxはUbuntuやDebian、Fedoraなどに細分化ているのでUbuntu環境は0.7%くらいかな?
でも最近のUbuntuなどはボクのようなエンドユーザーでもかなり使いやすくなっています。

・とにかく起動・終了が速い。SSDの影響もあるけど起動は15秒くらい、シャットダウンは5秒くらいかな。PCを起ち上げて待つのが嫌いなんですよね。

・LinuxはThinkPadと相性がよい。ハードを認識しないことはマレ。ただ最近のThinkPadはトラックポイント(赤ポッチ)とともにタッチパッドも併用しているけど、そのせいかカーソルが不安定な動きをすることがある。
そのためタッチパッドの機能は無効にしています。

・Windowsのように押しつけがましくソフト満載でないので、必要なツールやアプリをインストールしてカスタマイズすると幸せになれます、たぶん。
デスクトップを萌えにしようと思い立ったけど、さすがにそりゃあかんやろとデスクトップマスコットのMaCoPixだけにしておきました。
MacoPix

・Windowsのようなウィルス対策に神経質になる必要がない。LinuxのデスクトップOSシェアが低すぎるのでウィルスを作る人にとって「労多くして功少なし」ということかな。

Lubuntu 12.10 on ThinkPad T400を弄ってから
夕方、ロードバイクでポタリング。北摂方面は弱い雨が降ったようだ。
寒くて今回からシューズカバーを装着。

明日はもっと冷えそうです。
これから5ヶ月ほど寒さに抗いながらのライドになるのかなぁ。




冬が来た2012-12-03 23:38

冬はいつもこんなに寒かったっけ?と近しい人に尋ねると、今年はいつもより寒さの訪れが早いと答えが返ってくる。
夏には昨年はこんなに暑かったっけ?と尋ねていた自分がいた。

年々歳々、このようにして人は歳をとっていくのだろう。

ちょっと風邪気味なので週末からおとなしく読書していた。
空想読解 なるほど、村上春樹


村上春樹の小説はその解釈を読者に委ねていると言っていいだろう。
だからこそ何度読み返しても新鮮な気持ちになる。

「アフターダーク」を読んだときに、小説の意味や面白さをまったく感じなかったけど、この評論を読むと、もういちど読み返してもいいなと思う。
問題は整理されていない本棚のどこに「アフターダーク」の本が埋まっているかだ。


関川夏央さんの最新エッセイを購入。 やむを得ず早起き


彼の30代から40代にかけてのエッセイと小説が交互に表れる作品が好きだったけど、最近は生きている人に興味はなさそうで遙か明治の文学者の論評を書くことが多いみたい。

ボク自身も、だんだん「生きている人」に興味がなくなっていき、懐かしむべきかどうかわからない昭和という時代が気になるのかもしれない。


この本の出自は文芸誌かと思ったら「週刊ポスト」に掲載された原稿に加筆・修正を加えたもの。
「週刊ポスト」や「週刊現代」など、おっさんのボクでも読まないので誰が読んでいるのだろう。
同じ世代の村上春樹が「アンアン」に連載されたエッセイを加筆修正するのと比較すると、団塊という世代でひとくくりするのは誤っているんだろうな。


体調不良と寒さでロードバイクに乗ることが疎かになっているので、
冬遊びの仕方も今年はひと工夫必要みたい。



南丹園部川、大杉、桂川2012-12-05 23:01

月曜夜から悪寒がして風邪気味なので早めに風邪薬を服用したら、悪化しなかったようです。もともと季節の変わり目に弱いし、今年はいきなり冬が来ましたから。

今日は有給をとってロードバイクで走ってきました。最近、Lubunt on ThinkPad T400と本への引き籠もりが多いので、身体も動かさないと偏頗な傾向になります。

今日は最高気温は9度らしいし、北摂を越えるともっと冷え込むだろうから完全防寒態勢でロードバイクに跨る。

午前10時頃発進して一庫ダムから106号線を北上して、ひいらぎ峠を越える。

寒さが厳しくなると北摂・丹波の峠は凍結の恐れがあるけど、ひいらぎ峠は凍結するのはマレなので冬にはこのコースを利用することが多い。

篠山街道を西進。


園部川沿いの旧道を北上。

摩気小横の454線に入り、切り通しを越える。

摩気神社近くの元庄屋屋敷。数多くの時代劇でロケ地として使われている。
先日もTVで映画「隠し剣 鬼の爪」を見ていたら、この民家が使われていた。

摩気橋たもとの銀杏も落葉して、金色の絨毯になっている。

「金色の小さき鳥のかたちして銀杏散るなり夕日の岡に」(与謝野晶子)

走っているといろいろな短歌や歌を思い出す。

54号線を東進し、19号線に入って道の駅新光悦村近くの得々うどんで遅めの昼食。

食後、船岡へ向かう道で「朝倉神社の大杉」の表示に気づく。
何度もここを走っているのにいつもは下り降りていたので気づかなかったみたい。


境内から神社に至り、いつもの願い事をします。


立派な大杉です。


船岡から桂川を南下。

未走の道を走る。

滋賀長浜の相撲庭の集落と似ているなぁ。


疎水の雰囲気がとても似ている。
ロードバイクで走っているとデジャブのように走った道や峠が甦る。

八木から里道を走って、再度ひいらぎ峠を越えて午後5時には暮れてしまう街を抜け帰宅。

今日の走行距離 136km

・冬だ。空気が重い。完全防寒態勢(耐寒性の高い手袋、シューズカバーなど)なので走っているときは寒くないけど停まると寒い。

・園部川、桂川と里道。なかなか楽しゅうございました。


今年は寒い?2012-12-06 02:30

今年はいきなり冬の感じ。年々、春と秋が短くなっているような気がする。

ということで自分のブログから過去の同時期をググってみた。



11日ぶりのロードバイク 2011-12-04

落ち葉のツーリング旅行(長宮峠・綾部編)  2010-12-06

はらがたわ峠旧道を走り、BASSO VIPER改造第3弾計画   2009-12-08

2週間ぶりのロードバイク  2008ー12ー13


うむ、あまり寒い、寒いとは言っていないなぁ。
やはり今年は寒いんだ。
2010年にはツーリング旅行まで行っているし。

ブログも7年以上書き続けると、自分がいつ頃風邪を引きやすく、ThinkPadに嵌りやすく、自転車関連の物欲が高まるかよーくわかります。

冬はやはり危ないですね。

でも今年はロードバイク関連の物欲はあまりありません。

いろいろなものを過剰に纏っていくのではなく
シンプルなものに削いでいくというスタイルへとより向かいたいなと思っています。



家族の忘年会とThinkPad X40 二代目2012-12-08 23:58

今日は家族の忘年会で神戸北野のフレンチでランチしてきました。
ここ数年は京都祇園のフレンチで忘年会でしたが、今年は趣向を変えて神戸北野の店です。

三宮で仕事をしているのに北野方面に上がってくるのは久しぶり。

長男夫婦が予約してくれて、家族5人でゆっくりと食事をしてきました。
すっかり大人になった息子たち。でも親というのはいつまで経っても子供には甘いものです。

食後、妻と息子たちは彼らの冬服を買うということで西宮北口のガーデンズへ、ボクは大阪日本橋へThinkPadのジャンクを漁りに出かけました。

先日、ThinkPad X40のクリックボタンが渋くなったのでキーを外してみると、ボタン下のゴムがすり切れている。
で調整しているうちに中ボタンを破損させてしまった。

X40は2008年に購入したUsed PCだけど、液晶画面も黄ばんできてキーボードもかなりヘタレてきている。
(前回の購入記事)このあとすぐThinkPadはIBMからlenovoに売却された。

ThinkPad X40+Ubuntu8.10 2008-12-02

大阪日本橋の中古ショップを見て回ります。
ThinkPad X40用のキーボードを探すけど見つからない。
X40を購入したPC-Netを覗くと、ThinkPad X40のジャンク品が4台陳列されている。

CPUはIntel® Pentium(R) M processor 1.20GHz
メモリーは最大1280MBと共通している。

OSやドックの有無で値段が9,780円から4,980円とまちまち。

小一時間ほど4台のまわりをウロウロしながら液晶の劣化具合、底面の綺麗さ(中古ノートパソコンの場合、液晶と底面を見ると劣化が意外とわかりやすい)、キーボードの打撃感を確認します。

液晶があまり劣化しておらず、キーボードのテカリがなくタイプ感覚が合う4,980円のジャンクX40を購入しました。

帰宅後、先代のX40に装着しているSSDと1GBのメモリーを二代目X40に移行させます。

X40は1.8インチのHDDが激遅だしOSのWidows XPにも興味はない。

メモリーを装着させるため裏蓋を開けると、無線LANが装着されていない機種でした。もっともThinkpad X40に内蔵されているワイヤレスLANは b/g(54Mbps)対応品なので、当初から必要ありません。

先代のX40に装着している無線LAN USBアダプタ GW-USHyper300を装着します。

換装後、電源を入れると問題なくLubuntu 12.10が起動する。Lbuntu on ThinkPadの二代目誕生です。

今回のX40に装着されている256MBのメモリとHDDは先代のX40に装着。Windows XPを動かすには十分でしょう。でもHDDがカシャカシャとシーク音をたてているので逝ってしまうのは時間の問題でしょう(苦笑

先代のX40は輝度100%にしてやっと実用に耐えられたが、2代目X40の液晶はあまり劣化していない。Lubuntuでは輝度調整が細かく設定できないので、xbaklightプログラムをインストールして輝度を60%くらいに調整したらちょうどみたいです。

今回のX40のバッテリは予想通り摩滅していたので、先代のバッテリーを装着。
このバッテリで2時間半ほど動きます。

ThinkPad X40は最期のIBM ThinkPadだし、今回の筐体はなかなかよい。
5000円弱でしばらく遊べそうです。

キーボードが打ちやすいのがやはりいいですねー。

そういえばSofmapでThinkPad X220のアウトレットが44,800円で展示されていた。
構成は

CPU:Core i5 2410M(2.3GHz)/メモリー:4GB/SSD:128GB/12.5インチワイドTFT液晶(1366x768/WXGA)/グラフィック:Intel HD Graphics 3000(CPU内蔵)/LAN(1000BASE-T)/無線LAN(IEEE802.11a/b/g/n)/Windows 7 Professional(32ビット)重量約1650g(カタログ値)/2011年4月頃発売

なかなか魅力的な構成だし、交渉次第ではもう少し安くなりそう。
でもXシリーズとしては少し重いかな。

それに
パソコンは自分の頭脳以上に想像力や処理能力をUPさせるものじゃないし、
それは自分のエンジン以上にロードバイクが能力をUPさせるものでないと同様でしょう。

Lubuntu 12.10 on ThinkPad T400が別途あるので、今回はパスしました。

でも帰宅後、妻が息子たちに買ってあげた服や時計の値段を聞くと、ボクの節約はあまりにかわいいものだと妙に得心しました(苦笑)。

それにしても今年はThinkPad T61、ThinkPad T400、ThinkPad X40と3台のThinkPadを購入しました・・・

なんかヲタクみたいです(爆

今回の記事は二代目Lubuntu 12.10 on ThinkPad X40で書きました。

うん、快適です。

二代目ThinkPad X402012-12-11 21:56

コタツとミカンと二代目ThinkPad X40でブログを更新しているasyuuです。

日曜は、寒さと西風の強風でロードバイクに乗る意欲を削がれるような天候でした。
結局、日曜は1Cmもロードバイクには乗りませんでした。
近くの本屋までママチャリで数キロメートル、走ったに過ぎません。

最近は購入した二代目ThinkPad X40の設定などをします。
設定したThinkPad X40はラップトップパソコンとしてやはり使いやすい。
T400のほうが処理速度も早くキビキビと動くけど、B5ノートパソコンとしての小回りのよさはやはり秀逸です。

裏面のロット番号などを確認すると2005年12月の製造のようだ。
それにしてはキーボードにテカリもないし、液晶画面の経年劣化もひどくない。

古すぎるThinkPadの液晶画面は暗く白濁あり、そして黄ばんでますもんね。

4,980円のジャンク品なのになぜ状態がよいんだろう?
ショップの説明シールでは「ファンに異音あり」と書かれていたけど、使用前にエアダスターを吹きかけ清掃して、コマンド「sensors」でチェックしてもいまのところ異状はない。
ただX40やX60などは排熱構造が弱く、パームレストが熱くなり低温火傷しかねないと言われる機種だ。たしかにT400はファン部分が2個あり、使っていてもパームレストが熱いと感じたことはない。

ちなみにsensorsでチェックしてみると

$ sensors
acpitz-virtual-0
Adapter: Virtual device
temp1:        +46.0°C  (crit = +95.0°C)

thinkpad-isa-0000
Adapter: ISA adapter
Fan:                                   4214 RPM
CPU:                                    +46.0°C 
HDAPS:                                  +42.0°C 
PCMCIA:                                 +45.0°C 
GPU:                                    +34.0°C 
Battery Disappears if battery removed:  +25.0°C 


寒い冬だと許容範囲ですね(苦笑

IBM ThinkPadのロゴ。この頃のThinkPadは筐体がしっかりしていて、見ていてSexyだと思います(爆

ThinkPad X40はコンパクトにするため非主流の日立1.8インチHDD(現在は生産中止)を内蔵したため、読み込み速度が18MB/secというとんでもない遅さ。

LubuntuをインストールしたSSDだと簡易ベンチマークは85.23 MB/sec
IDEだし上限の理論速度は120MB/secなので、こんなものでしょう。
でも1.8インチHDDの亀のような遅さを経験すると爆速です。

ちなみにThinkPad T400に内蔵しているSSDはSATA2で動くので、読み込み速度は250MB/secとX40の3倍ほどあります。メモリも4GBあるのでSwapも生じないし、我が家最強のThinkPadです(といっても2009年8月製造です)。

そしてせっかくだから先代のThinkPad X40も設定しなおします。
先代のThinkPad X40に換装した1.8インチHDD30GBのOSはチェックしてみるとWindows XP SP2。SP3じゃないんだ。だからUSB 無線アダプタを認識しなかったわけだ。

MSのサイトからSP3のプログラムをダウンロードしてインストール。そしてUSB 無線アダプタのドライバーをまたまたメーカーのサイトからダウンロードしてインストールします。

動くけど、1.8インチのHDDの遅さが足をひっぱってやはりSSD搭載のX40やT400の足元にも及ばない。もう引退ですね。


ボクはロードバイクとThinkPadに囲まれて老後を過ごす予定なので、これからもThinkPadを使い続けるでしょう。



パソコン小物とサイクルパンツ2012-12-12 22:26

今日は大阪梅田でパソコン小物と冬用サイクルパンツをチェックしてきました。

梅田SofmapでアウトレットのThinkPad X220を再チェック。
キーボードの感覚も悪くないし、SSD搭載なので処理速度もいい。
機種によっては弱いといわれるヒンジ部分(液晶画面を折り曲げるちょうつがいのところ)も頑丈に作られている。

でも液晶画面をピタッと閉じるラッチはなくなっているんだ。
たぶんコストカットのためでしょう。
EscとDeleteキーが従来と違って大きくなっている。
Old ThinkPadを使っているボクにはちょっと違和感がありました。

重さを感じさせないようバッテリーを外した状態で展示されている。

うーん、微妙ですね。

ジャンクの2代目ThinkPad X40が予想以上に快適で、物欲が減殺されているのかもしれません。
ちょっとペンディングです。

せっかく大阪梅田まで来たので小物を購入。

「Note book heel」
ノートパソコンに装着して傾斜をつけ、放熱効果を高めタイピングしやすくするグッズです。
 パワーサポート ノートブックヒール PNH-11

ThinkPad T400はA4サイズ、2.4Kgほどあるノートパソコンなのでラップトップとして使うことはできない。排熱機構は優れているので底面が熱をもつことはないが、傾斜をつけてタイピングが楽になるようにしたい。

ということでT400の裏面に装着。Macbookに装着することを前提にしているようで、裏面が意外と複雑なThinkPadは装着ポイントは限定されます。

ゴム足に合わせてセットして装着。適度な斜度がついてタイピングしやすいですね。

そのあとモンベル梅田店へ。

厳冬期にはずっとモンベルのウィンターサイクルパンツを履いている。 モンベル ウインターサイクルパンツ Women's BK/L

モコモコしていて攻撃的な雰囲気じゃないけど、とにかく温かい。
前のタイプはインナーパットが「いちおう付けておきました」って感じだったけど、現行タイプは3Dストレッチパッドになっている。

はい、購入しました。

これで厳冬ライドはだいじょうぶでしょう。


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