ブログ人格2009-10-22 06:53

昨夜はSiroccoさんと飲んでおりました。
Siroccoさんとは何年か前にクロスバイクを共通の趣味として、ブログ上でお知り合いになり、その後二人ともロードバイク乗り(クロモリ)となりました。

ブログとは一部のIT関連者や有名人を除いて、普通の人にとっては「公開日記」の傾向がありますし、何年か書きつづけていると、あまりに背伸びした自分や嘘を書きつづけることはできません。リアルでもないし虚でもない、自分の中のこだわりとか突出した部分がブログには反映される傾向があります。

私のブログは2005年10月29日からある程度更新するようになり、まもなく5年目を迎えます。一時「ブログ寿命3年説」というものがあり、ブログを書き始めて3年でブログは終焉を迎える傾向があると言われました。更新するのが面倒になったり、ブログ上で争いがあり嫌気がさしたり・・・。

私はブログを書くときに決めたことは
・リアル、とくに仕事のことは書かない。リアルはリアルで解決する。
・他人の悪口を書かない。
・負のエネルギーが満ちる場所にしない。
ということです。

普通の人にとって、ブログでアクセス数を競うとか、Net上で有名になるとか、あまり意味はないでしょう。ただリアルでは語ることのできない、効率や合理性からこぼれ落ちるものをどっかで大切にしていきたいという想いが、私の場合はブログに色濃く反映していると思います。

このような小さなブログでも、一度某新聞社の記者から取材を申し込まれたことがあります。でもasyuuというブログ人格のほうが、一瞬目立つよりはるかに大切なのです。新聞記事に載ればアクセスも一時的にとんでもなく増大するでしょう。でもそれは気まぐれな現象であり、リアルとの軋轢を呼んでしまいます。

そのような理由で取材はお断りさせていただきました。

自分のブログを書きつづけるとともに、いろいろな方のブログを継続して読んでいると、やはりその人なりの「ブログ人格」が見えてくるようになります。だからこそ縁あってリアルでお会いしても、既知の友人と再会したような不思議な感覚があります。
昨夜もSiroccoさんと話していると「あのブログ記事で書いていらっしゃったことですけど」などと、会話の前提がもう存在しています。

もちろんasyuu,Siroccoさんというブログ人格での出会いが先にありきですから、高校や大学の友人とはまた違った間合いみたいなものが存在するでしょう。
でも、人は人を100%理解する必要もないし、理解することもできないでしょう。人は自分の力量以上のものを背負うことはできません。「いつでも俺が背負ってやるぞ」と大言壮語する人は、よほど能天気か無責任な人でしょう(苦笑

だからといって妙に冷笑的になったり投げやりになる必要もない、だってそれだと人生おもしろくない。どっかでゆるやかに、しかしちょっと気にしながらリンクしていく、それが私のブログの、そして人とのスタンスかもしれません。

昨夜、Siroccoさんと自転車のこと、山のことを歓談しながらも「お互いいっしょに仕事をしたらぶつかりあっちゃうかもしれませんね」などと話しておりました(苦笑

と理屈っぽくなるのがブログ上のasyuu人格です(笑

初対面にかかわらず、いろいろなasyuuの放言を聞き流していただいたSiroccoさん、ありがとうございました。

さて今日は東京最終日。研修は午前中に終わるので、東京の街をぶらっとしてから帰阪しようと思います。次回のブログ更新は、いつもの自宅の妄想部屋からです・・・

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