端正に生きる2023-06-30 13:41

昨日は総合病院で、術後検診。術後6ヶ月が近づいているが、異状はなく、次回の検診は2ヶ月後でいいでしょうとのこと。主治医とリハビリ状況について話す。いまの段階では悪くはない(私もそう思う)。


日々公園などで自主リハビリ



日々の生活への意欲(日々は雑用の集まり)も骨折前と変わらなくなってきたが、右腕は当然ながら可動域制限がまだまだある。日常生活にとんでもなく困ることはないが、重すぎるものを持つと肩が痛むし、ラジオ体操はまずできない。ラジオ体操ができないと、困る人生ではないけれど。

身体の歪みがまだまだある。


日々自主リハビリもしているが、朝起きたら劇的に改善していることもない。数ミリづつ改善していくことがリハビリの要かな。

伸ばすと痛いです(苦笑

生活への意欲は、夏に向かって高まっていくので、シクロでポタリングする日々。6月は11回シクロに乗って、走行距離311Km。このなかにはお使いライドも入っているので、ポタリングは3−40Kmほど走ることが多かった。

池田の久安寺にてアジサイ見学。前日、NHKのローカルニュースで紹介されたせいか、平日にもかかわらす観光客で溢れていた。




そうそうに退散して、お気に入りの水月公園で休憩。


別の日には、藻川や猪名川のグラベルロードも走ります。



骨折後は、より余生の人生なので、端正に生きていきたいなと心がけている。

今宵は女友達らとひさしぶりに三宮で飲み会。

70年近く生きると、楽しいほうが多いような気がするね。



あじさい寺まで2023-06-11 13:26

6月6日で右上腕部骨折手術から5ヶ月が経過。甘めにみて(いつも自分には甘い),可動域は骨折前の7割くらい回復した感じだ。

術後直後は身体能力は3割くらいに低下していたので、
リハビリ目標としては
・右手でラーメンを食べること
・孫の子守ができるようになること
・ロードバイクに乗れるようになること
の3つを主眼にしてきたけど、限定的とはいえ目標に近くなり、日常生活の不便は少なくなってきている。もちろんまだまだリハビリは続く。

雨天時以外は、10Kmウォーキング+公園で自主リハビリか30Kmポタリング(シクロ)+自主リハビリを日々行い、夜は40分ほどフォームローラーで肩甲骨や筋膜をほぐして、自重筋トレ。週1回は整形外科でリハビリ。


可動域も次第に拡がり、術後はやせ細っていた右腕も筋肉が回復してきている。
とはいえ孫の子守やロードバイクに乗ることは限定的で、カーボンバイクにはまだ跨っていない(カーボンバイクはクイックすぎるからね)。ダンシングすると肩が痛むので、上りは基本シッティング。だから峠方面にはまだ行っていない。

先日は、川西市の頼光寺(通称あじさい寺)までポタリング。R173沿いに案内板があり、数え切れないほどこの前を通過しているが、立ち寄るのは初めてだ。

能勢電鉄の小さな高架下を抜けると、寺へと至る石段。

ちいさなお寺だけれど、あじさいが大切に育てられている。








骨折後最長の42kmポタリング。

能勢電一の鳥居駅にて


別の日には藻川グラベルを走ったり、

芦屋浜までポタリング。


途中、ひさしぶりにパンク。バラスのとがった石がタイヤに刺さっていた。


まあこれも自転車乗りあるある。

こんな感じでのんびりシクロクロスに乗っているが、カーボンバイクに復帰するのはもう少し身体が回復してからかな。

先日、義父母宅を整理していると、物置状態の部屋から40年前のヴィンテージバイク(片倉シルク号)を発見。ワンサイズ小さいが、数回しか乗っていないランドナーなので手入れすれば、十分に乗れそうだ。秋口までに整備しながら、ランドナーバイクとして復活させる予定。




社会の片隅でひっそりとのんびりと隠居暮らしていくスタイルが、ますます定着しつつある。
次男夫婦の娘二人に夏の帽子をプレゼント



5月の風とロードバイク-20232023-05-07 11:02


右上腕骨骨折手術から4ヶ月が経過した。術後直後は、肘曲がらない、右腕上がらないという事実に愕然として、「こりゃロードバイクに乗れるのは秋口か?」と思ったけれど、地道にリハビリをしていると、凡庸なペースながら徐々に可動域は広がってきている。

根性論の筋トレではなく、ヨガやティラピスで紹介されている可動域改善の運動がけっこう役立つ。

ということで昨年12月21日の受傷以降、ひさしぶりにロードバイクに跨ってみた。カーボンバイクはクイックでまだコントロールする自信はないので、32Cブロックタイヤのシクロで近場をポタリングすることにした。


右腕にはプレートとボルトが装着されており、骨の融合も完全ではないので、ラグビー用のインナーを装着。肩だけでなく鎖骨辺りと首の後ろ部分にもパッドが入っているので、転倒した際のおまじないとしては役立つかもしれない(苦笑


転倒しないことが至上命題だけれど、万一の際にはぞんざいに転倒するのではなく、真剣に転ぶことが必要だろうな。

ガチでいかり肩になるけれど、着心地はわるくない。おまじない、おまじない。



4ヶ月ぶりにシクロに乗るとやはり肩部分が痛い。GWなので、車の多い場所は避けて、武庫川・猪名川などの川沿いを走って、池田の水月公園や甲子園浜などをポタリング。

水月公園にて

甲子園浜


津波対策で防波堤のかさ上げ工事が行われている

ちょっと走ると、小さな児童公園などで肩のストレッチをおこなう。

リハビリはほんま地道な作業。先日、次男が所用で我が家に来たとき、私を見て「父さん、まだまだ身体が歪んでるね」と看破。足と腕の骨折を子供時代に体験し、マラソンでサブスリーを達成した次男はさすがに私の身体の歪みに気づくようだ。

「これでも大丈夫なんや、という領域に気づいたら一気にリハビリは進むんやけど、やはり恐怖心があるからなあ」という経験者ならではのお言葉(苦笑
まあ「継続は力なり」はリハビリに当てはまるだろうな。



4月末からGWにかけて30Kmほど4回、シクロで走ったが肩の痛さは次第に緩和されつつある。骨折して手術すると、当然ながら健常な部分にもしわ寄せが行き、身体のアンバランスが生じているようだ。それを意識して、可動域改善運動やストレッチをして、腕がぶら下がっているような違和感はなくなったが、肩甲骨下、脇下などに筋肉の拘縮なのだろう、違和感がある。可動域改善とともに、なんかしわを伸ばすように違和感の場所が移っていくのは身体の不思議やね。この違和感をより少なくしていくのが、リハビリの主眼かな。

骨折してしばらくは、本を読む気力もなかったけれど、図書館通いも復活。
電子書籍をいくつか購入して、読んでいる。印刷した本には滋味があるけれど、身体の不自由なときにはスマホやタブレットで読む電子書籍は簡便。


オートバイの本だけれど、ロードバイクでも走り出したくなるコミック。

なんとなく読みたくなった本。

最近の長編を久しぶりに購入。初期作品の雰囲気に戻った感じ。

甲子園浜で海を眺めていると、高知東海岸の海が私にとっての海なんだなと感じる。
今年は夏の高知も旅行したいな。

ついつい欲どおしい生活になりがちだけれど、日々を温柔に、平穏に過ごして静かに誠実に年老いて行きたいね





気温5度とグラベル2022-12-18 23:36

昨日は朝早くから、長男夫婦の次男ひとりを孫守。雨だったので、近くのイオンに連れて行っていっしょに遊ぶ。甘い祖父母なので、玩具もいくつか高価でないものを買ってあげた。4歳の孫は、我が家に今いる義母のことを「おおばあば」と呼んでなついてくれる。やや認知症気味の傾向が合った義母だが、我が家でキチンと食事を取り、ひ孫と交流すると前よりはしっかりしてきた気もする。

昨夜はプライムビデオで「ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY」を見る。

ダークーヒーローなのに自分の存在に疑義をもつのは、アメリカンヒーローの伝統芸なのだろうか?もっと突き抜けたキャラのほうがおもしろいのに、ウジウジと悩んだりするダークヒーローってなんか違和感。

あとは見逃していた「岸辺露伴は動かない 第2期」を見る。これは安定のおもしろさ。


今日は最高気温5度らしい。サドルを交換してから調整ライドを続けているが、次第に身体になじみつつある。もうガッツリした走りなんか望べくもないので、身体に痛みが生じなければ良しとしよう。

一昨日は午後から武庫川グラベルを走った。




サドルのfizik argo terra x5はショートノーズサドルとはいえロード用のTEMPO ARGOよりパワー系サドルではないようだ。

TEMPO ARGO R5 150

    全長: 260 mm
    幅: 150 mm
    重量: 229 g
    75mm幅での高さ: 43 mm
    ノーズから75mm幅までの長さ: 103 mm
    レール: 7x7 mm

terra X5は

全長:270mm
幅:150mm
重量:270g
75mm幅での高さ:47mm
ノーズ先端から75mm幅までの長さ:113mm
 レール: 7x7 mm

とショートノーズとはいえ全長があり、座るポイントに余裕があるといえようか。極端に前傾姿勢を求めないサドルかな。

グラベルでは振動を適度にいなしてくれて、ロード用サドルより安定感があるような。


定点観測。


杭瀬商店街のたこ焼きを買って、公園でまったり。41km

今日は武庫川・藻川グラベルを走ってきた。

西風強く、2月並の気温5度。六甲山も上部が雪化粧している。
山用SPDシューズを装着して走る。すこし重いが安定しており、なにより寒くない。



なんちゃってクライミングパンツのなかにパッド入りインナーを履いて走ると、座骨も痛くない。ハンドル・サドルを交換したので、クリート位置を調整。

藻川グラベルなどをブラブラと走り、51kmほど。



寒いときはやはりグラベルバイクやね。


Saddle for GRAVEL2022-12-15 19:42

昨日、Netで注文していたグラベル用のサドルが到着した。
いろいろと検討しているなかで、ALPACA X5 + TOOL CARRIERはギミックでおもしろそうやけど、冷静に考えるとツール類はバックパックに入れたらいいわけで。


今回のサドルはfizik argo terra x5。グラベル用のショートノズルサドル。


開封してみた。
グラベル(砂利道)をイメージした箱の中に、サドルが入っている。

マットブラックのショートサドル。穴あきサドルではなく、下からの泥よけと排水を兼ねたスロットが装着されている。なんか微妙(苦笑



サドル裏も丁寧な作り。やっすいサドルはカバーを貼り付けた跡が目立ったり、ホッチキス止めで処理されたりしているからね。



今までのサドル、SanMarco ZONCOLAN URBAN。ZONCOLANは200g、今回のサドルは270gらしい。


細身のサドルでオンロードを走るときは快適だけど(カーボンバイクもクロモリロードもZONCOLANだ)、グラベルでは不安定な気がする。

グラベル用サドルはかなりショートノズルやね。



さっそく武庫川左岸のグラベルを走ってみた。

もう少し柔らかいサドルと思っていたが、沈み込みはない。適度な固さかどうかはよくわからない。

ただグラベルでは振動をいなす感じ。短い階段なら、バイクコントロールしやすいのでそのまま下りることもできる。



路面が荒れる場面では、ナローなサドルよりブレはすくないだろうね。
基本、前乗り、ポジションは固定気味かな。



武庫川河口付近にて。42km走行



本日。
昨日のサドルのポジションがもうひとつなじめないので、午前中所用を終えた後、午後から調整ライド。
サドルを前方に動かし、シートポストも数ミリ上げる。何度か調整をしなおす。このようなサドルはけっこう癖が強く、適度なポイントが狭い。

藻川グラベルを経て、オンロードを走っていると服部緑地に着いた。

ブラブラと界隈を走って伊丹空港展望スポットへ。

着陸態勢に入った機体は

あっというまに頭上を通りすぎて滑走路に着陸。



平日の寒い日なので、見に来ている人は少ない。

いつもの小さな森で定点観測。今日の走行距離 43km



今日はグッと冷え込んだ。今年は小春日和も多く、秋が例年より長い感じがしたけど、冬到来かな。里山の林の中は比較的寒さがやわらぐので、グラベルバイク寄りにしたシクロで里山に入る機会を多くしたいね


なぜか尋ねられる2022-12-12 22:47

隠居生活とはいえ、まあいろいろと雑用はあります。
ただ、午後からは時間が空いていることが多いので、今日は近くのお山へシクロでお出かけ。

ハンドルバー交換後のポジションもおおむね決まって、快適に武庫川グラベルを北上。
お山の入口に入ると、いきなりの激坂。当然ながら押し歩き。
34×28Tがいちばん軽いギアだけれど、もう潔く?歩いたほうがたぶん早い(苦笑

お気に入りの林道を走る。ハイカーが多いお山なので、平日午後にひっそりと走るほうがいいだろう。




林道の突き当たりに小さな展望台がある。伊丹空港、そしてその向こうには生駒山系。


シクロは担ぎやすくできているので、気が向いたら森の中に入ることもできる。シクロをグラベルロード寄りにしつつあるけれど、この担ぎやすさの魅力を半減させるバッグ類の装着はたぶんしない。(ただし決意とはその日その日の思いつきのことが多い)。



グラベルを下る。ちょこっとフレアハンドルにしたので、下りのバイクコントロールが楽になったような気がする(たぶん思いこみ)。





シクロを街乗りにも使っており、先日妻と義母宅の片付けに行った際に、信号待ちで妻から「そのサドル、かなり傷んでいるね」と指摘あり。
「サドルは汚れてなんぼ」と返答したが、「(妻から)指摘があるということは新しいサドルを買っていいということ?」と都合よく解釈。
ということで、グラベルロード寄りにするために、昨日いろいろと検索してグラベル用サドルをネットで注文した。

たぶんこれもブラシーボ効果発揮のためだろう(苦笑

今日もハイカーから道を尋ねられた。こんな里山とはいえ、地図も持たずに来ている人が意外と多い。

昔、六甲山を歩いていると「この先は行ったら楽しいですか?」と聞かれ、あるいは由良川源流部を単独遡行するため源流部入口にさしかかると、ソロの女性ハイカーから「私でも行けますか?」と聞かれたりしたことを思い出したな。
前者は「楽しいかどうかは人それぞれかな」とか、後者はその人はテント泊の用意をしていないので「無理だと思います」と答えた思い出。

バリバリとロング走っているとき「北桑田高校の場所」を尋ねられたこともあったな。


グラベルを走るようになってから、次第に増えつつあったお腹の脂肪がそれなりに減ってきた感じ(体重2Kg減)。この冬場はお山に入る機会を多くしたいね。


ちょこっとフレア2022-12-10 22:49


朝起きたら、今日の天気をAlexaに尋ねる。老人で滑舌が悪いので「聞き取れません」と言われたり、Amazon MusicのUnlimitedをやたらとセールスしたり商売にも熱心だ。Black Fridayで1980円だったので、購入してみたが主たる機能は時計ですね(爆




シクロクロスを休眠させているあいだに、E-Bikeやグラベルロードの範疇が賑わっている。グラベルロードでよく使われるフレアハンドルバーが気になった。砂利道などで暴れるハンドルをコントロールするために、下ハンドルの幅を広くしている。フレア度は、おとなしめから極端に開いたものまで、さまざま。

当初は日東のフレア15度のハンドルバーを探していたが、在庫切れのようだ。なんとなくロゴの気に入ったcinelli(チネリ) Gravel グラベル ハンドル SWAMP 420mmをNetで注文。

フレア10度なので、カーボンバイクとそれほど違和感はないだろう。
どうせ里山のガレ場ではMTBでないと、乗車して下るなんて不可能。長すぎるハンドル幅や極端にフレアしたハンドルバーは、かえってコントロールしにくいのではないか。

ドロップ:125mm 、リーチ:70mm のサイズなので、今までのハンドルバーとあまり変わらないことに気づいた(苦笑

ハンドル幅が400mmから420mmに広がり、下ハンドルがショートなのでバイクコントロールはしやすい感じもする。

グラベルっぽいロゴ。SWAMPとは沼地や湿地を意味するので、悪環境でも行けるぜい!という意味かな?

チネリのロゴがワニになっている。沼地→ワニということか、ようわからん。

ハンドルバーの交換に合わせて、バーテープも交換。Mudな感じにしたかったので、オリーブ色のバーテープにしてみた。


ハンドル、ブラケット位置を試行錯誤しながら装着。
(実際に走行後、なんどかバーテープの処理、ブラケット位置を変更)

ハンドル幅が広がったので、カーボンバイクよりゆったりと走れるね。

ここ数日、武庫川・藻川・猪名川グラベルを走ってみた。


グラベルではハンドル操作しやすい気がする、ブラシーボ効果だろうけど。






閑話休題。

12月となり、喪中の挨拶などから私と同世代の知人や親戚が急逝する事例(男性が多い)が出てくるようになった。
義母も90歳近くになり、認知症状が出てきたので、今月から我が家に同居している。今まで施設にいた義父ばかりに私たちの目が行っていたが、4月に義父が亡くなり、義母のひとり暮らしも難しくなってきたなというところ。

介護度は低いので、サ高住や老人ホームを利用することを考えているが、人はいずれ病むか、老いてヨタヨタ・ヨレヨレ期が来るので、
・適度に公的サービス(介護保険など)を利用する
・すべて家族で看るのは共倒れになる。私たちがまだ元気なので、施設・我が家を適宜利用する形態がいいのではないか
・経済的負担は10年ぐらいをスパンに義母の貯金管理などをこちらでする
などをシニアプランナーやケアマネと相談しながら、進めているところだ。

自分もいつかロードバイクから降りざるを得ないときが来るので、もうね、ひっそりと自由に自転車生活を慈しみたいね。



バーテープはイエローからオリーブ色へ。


亡くなられた作家山本文緒さんの日記に、こんな文章がある。

人間同士の関係は男女だけでも、女同士だけでも男同士だけでもない。恋愛だけじゃないし、親友だけでもない。ただずっと離れずに自転公転をゆるーくゆるーく繰り返すことができるのが豊かなことかもしれないと、私はふんわり幸福に思っていた。

ー『無人島のふたり』(山本文緒)



そんな感じでしばし生きられたらいいな。

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