緊急事態宣言など2021-04-25 22:04

今日から兵庫県も緊急事態宣言がなされ、いろいろと制約が生じている。
大型ショッピング街は休業。近くの公園も駐車場が閉鎖されている。妻が通うトレーニングジムも休業。ジュンク堂などの書店は開いており、図書館も自習室・閲覧席は利用できないが貸出・返却は可能。

土曜は長男夫婦の次男(孫2号)の子守ヘルプをしているが、兵庫県も感染者が増大しているので長男がひとりで(奥さんは仕事)孫たちをみている。孫2号も2歳7か月なので、だいぶ育てやすくなったこともあろう。長男夫婦、次男夫婦は近場の公園で子供と遊んでいる様子が、「アプリみてね」でアップロードされている。



昨日、今日とクロモリロードで散策。公園の木陰でバックパックからNotePCを取り出し、Kindleをたちあげて電子書籍「ハロー・ワールド」を読む。再読だと思っていたら、はじめて読むことに気づいた。読書していて「この本、読んだことあるな」と思い本棚を確認してみると、同じ本を購入していたことが再々あった(いちばん多いときは3冊同じ本を買ったことがある)。


でもダウンロードしてまったく未読だったのははじめて。ダウンロードして、そのうち読もうと思っていたんだろうな。電子書籍だと、こんなことが増えるだろうな。

ギークっぽさとより良き未来、そして公正の観念などの命題がここちよいストーリー展開。作者の藤井太洋氏は最近精力的に、VScode対応の執筆用の拡張機能をGitHubにアップしているので、それも利用させてもらうことにした。

なんかいいね。

自販機で買った缶コーヒーを飲みながら、木陰でタイピング。

最近、銀行もコストカットのためだろう、クレジットカードの利用明細をオンライン化している。わたしはJCBとVISAカードを持っているが、VISAの利用明細確認はオンラインでするようになっている。JCBも9月から郵送による利用明細書の送付は有料(88円)になると案内がきたので、Webで確認する手続きをした。

同時にquickpayを登録するとオンライン化とあわせて1500円のキャッシュバックがあるとのこと。ついついquickpayも登録。

旧い世代なのでキャシュレスには抵抗があり、現金払いとすることが多い(ネット通販は別)。スマホの機種変更をした際にD払いもついつい登録したが、使ったことはなかった。

先日、クロモリロードで散歩しているとき自販機で缶コーヒーでも飲もうと現金を用意するとキャッシュレス対応の自販機だ。人間相手ではないので、ここでキャッシュレスを試してみることにした。

自販機で希望の商品ボタンを押す→利用するキャッシュレス決済(quickpay)のロゴボタンを押す→スマホのQuickpayを起動して機械に読み取らせる→決済が終了して商品が取り出し口に出てくる。

67歳にしてはじめてのキャッシュレス決済。されどJCBは70歳以上とゴールドカード所持者には明細の送付料を無料としている。なんだかね。

あわせて最近読んだ本。


高知の旅で買った「土佐の墓」という本が紹介されているので日本の古書店で検索すると、なんどか利用した高知の古書店に在庫がある。送料を含めると6000円弱か。ちょっと興味がある。


コロナウィルスにより移動や人との接触場面で制限がある状況。グローバリズム・人の世界的な移動・地球温暖化などにより、今後なんどか同じ状況が生じるようになるだろう。
日本は利権社会だから、閨閥・学閥そして組織人としての同一性を重んじて、ひたすらムダな会議をし夜はお酒を飲むことによって胸襟を開くということをよしとしてきた。

この著者が指摘するようなビジネスタイルは確かにとりにくくなっている。もう昭和のおじさんが出る幕はなくなりつつあるのだ。だがノンコンタクトの社会がユートピアかというと著者も懐疑的だ。

キャッシュレス化は高齢者などの消費活動を制限するだろうし、貨幣の発行を少なくし銀行のATM/店舗を減らし、人のお金の流れを確実に把握できる。脱税をしにくくなるが、アングラマネーとして暗号通貨が流通してハッキングも多発するだろうな。

リモートデスクとしての仕事は労働時間の際限がなくなり、上司や同僚からとどく大量の伝言や指示(LINEやメールは簡単に送付できる)から「放っておいてもらう権利」を同時に確保しなければならないだろう。

非接触(アンコンタクト)の生活様式は、人を監視し管理しそれを享受できるのはけっきょく富裕層や権力者であり、中間層の没落を加速させるだろう。そこにはディストピアの世界が荒涼と広がる。

選挙も電子投票にすれば投票率はあがる。だが自公政権は浮動層を好まないだろうから、電子投票には消極的だろうし、いっぽうポピュリズム政党が跋扈する素地を提供することにもなろうか。この1年の政府の無定見・グダグダぶりは想像以上だが、このような世の中を許してきた私たち老人世代にも責任があるのだろう。私たち夫婦もワクチン接種の対象だが、各自治体ではネット予約でサーバーがダウンしたり、予約電話がつながらず役所の窓口に老人たちが問い合わせに集まっているそうな。もうね、秋までに接種できればいいんじゃないかな(それも確実ではないけど)。

夜はIdeaPad Duetで遊ぶ。AndroidアプリとLinuxが稼働するのは魅力的。
最近はMacやWindowsでもUNIX・Linuxを稼働させることができるようだが、Chromebookもなかなか新鮮。ひさしぶりにワクワクする感じ。eMCCが128GBあるけど、Linuxなどが意外と容量を食って、残容量は85GBほどだ。Chromebookはオンライン前提だからデバイスの容量は少なくてよいという意見もあるけど、Linuxを使うと確実に不足するね。

またDuetはRAM不足とCPUは非力なため動作がもっさりしやすいので、重たい作業はできない(動画処理やゲームなどか)。なるべくCLIインタフェースのツールを利用するほうが快適だ。

Qiitaなどを読むことが多いけど、下記の投稿を読んでいると


rangerというファイラーが便利なようだ。ヴァージョンは旧いがsudo apt installでパッケージをインストール。MS-DOS時代のファイラーFDなどに似ていて懐かしい感じ。キーバインドがVim仕様なのもいい。


画像をプレビューできるように設定ファイルを書き換えたが、画像を選択するとインストールしているGimpが起動し、htmlファイルだとLinuxアプリのFirefoxが起動する。デフォルトではw3mがインストールされているが、まだキチンと設定ファイルを読んでいないので起動の仕組みがわからない。まあこのままでも困らないけど腑に落ちない。

昨年2月のなんちゃってスマートウォッチXiaomi Mi Band4も画期的なツールだったが(充電以外はずっと装着している)、このIdeaPad Duetも優るとも劣らないツールやね。




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