連続猛暑日2020-08-22 21:39

さすがに猛暑に倦んできた。

2020年8月19日(水)
友人のIくんと甲山・仁川渓谷沿いをハイキング。互いに8月の誕生日を迎えて、私67歳、Iくん63歳の老々コンビ。私は隠居3年目、Iくんは定年後再雇用3年目。

Iくんも組織人としては仕事に倦んできており、隠居志望のようだ。
私は自分の人生にあまり後悔はないが(贅沢を言えばキリがない)、ちょっと後悔していることいえば、もっと早く隠居すべきだったということかな。

生涯現役などと言うのはファイナンシャルプランナーや、功成り名を得た評論家などの妄言であり(孤独をやたら礼賛する)、組織人には当てはまらないんじゃないかな。
いつまでも元気な自分というのは、根拠のない自画像に過ぎず、組織人としてはできれば早めに引退する方がいいだろうな。

阪急甲東園駅から坂道を上り、甲山森林公園へ。仁川渓谷沿いをのんびり歩いて、北山貯水池へ。

それにしても暑い、老々コンビなので以前よりは休憩が多いな(苦笑

神呪寺山門前の桜茶屋で瓶ビールとおでんで休憩。平日の昼に飲むビールは美味。



地すべり記念館横の公園で休憩してから、阪急仁川駅へ下っていく。

電車で西宮北口まで出て、西宮市立芦乃湯会館にて入浴、360円と廉価だが、私たち二人には湯の温度が熱すぎて、汗を流したら早々に風呂から出る始末。でも熱いお風呂が好きな人にはお気に入りの銭湯やろうね。

汗も流して、ウェアーも着替えて、さっぱりした気分で、西北の駅近の焼き鳥チェーン店に午後5時過ぎ開店とともに入店。ビールは安いけど(発泡酒かもしれないが)、味はそれなり、店内は客席も多いが、お勘定を済ます直前まで客は私たち二人だけ。

コロナの影響もあるだろうが、これでは店の賃料をペイするのも困難かもしれないな。

お酒を飲みながら、なんだろう、最近、思っていることを独白めいて友人に話す。

最近は年老いて、望むらくは順番に死んでいくのがいいだろうなということ。
息子夫婦や孫たち、そして友人たち(みな、私より年下だ)と逆縁にならないことが、よきことかなと思っている。

8月20日(木)

かかりつけの医院にて特定健診を受診。

帰宅後、読書。



硬質だけと、なぜか湿り気もある文体。自分が経なかった世界だが、ありえた世界かもしれないなとも思う。

そう思わせる表現力があるんだろうな。

新刊も出るので、読んでみよう。


8月21日(金)

たぶん今年、最高の暑さ(対自分比)
ウォーキング10km

詩人北村太郎の自伝的な本を読む。
サラリーマン(朝日新聞の校閲部)を早めに退職するが、詩人らしく社会とはもうひとつ馴染めないことが影響しているのだろう。朝日新聞は物心ついて以来の読者だったが、ポエム論壇が主流となって、数年前に購読を止めてしまった。

北村太郎は女性関係でゴタゴタした人生だが、しなかった後悔よりは、してしまった後悔のほうがよいのではないか。

夜は、読書しながら日本酒を飲む。


8月22日(土)
長男が午前8時半に孫2号(まもなく2歳)を我が家に連れてきたので、孫守。
長男夫婦は盆休みなどもあり、2週間ぶりに孫2号に会う。

ママチャリの後部座席に孫を乗せ、まだ小さいので押し歩いて近くの公園まで連れて行くが、午前5時半にはもう起きていたということなので、ママチャリに座ってうたた寝を始めた。しばし迂回しながら公園まで行き、水遊び場につくと他の子供が水遊びをしているので、孫2号も靴を脱いで水遊びすることをせがむ。

言葉がちょっと遅いので、孫2号は「あい」とか「うー」としか喋らないけれど、こちらの言っていることは理解しているし、所作で要求をジイジ・バアバに伝えることができるのは幼児の特権だろう。

私も裸足になり、しばし孫と水遊びをする。武庫川からの農業用水を引いた緑豊かな公園だが、

「戦時中防空緑地となっていた西武庫区域に武庫土地区画整理事業が施行されたことにより、総面積7.2haに及ぶ広大な都市公園として整備された」公園でもある。

午前中とはいえ、すでに猛暑、遊ぶ人も少ない。

水場のタニシ(カワニナかもしれない)に孫は興味津々、水路から拾って流れる水に何度も浸している。1時間ほど遊んで、帰宅。絵本を読んだり、お昼ご飯を食べて、1時頃には孫2号は自分でゴロゴロとしはじめて、午睡に入る(とても育てやすい男の子だ)。


1時から3時半頃まで添い寝しながら、私もしばし午睡。

孫2号が昼寝から覚める頃、長男と孫1号が車で迎えに来る。
みなでスイカを食べて、孫2号は妻が入浴させる。夕方驟雨が来たが、長男と孫たちは車で武庫之荘の駅まで仕事帰りの長男の奥さんを迎えに行く。

夜はレトロパソコンの本を読了。

なつかしいPC286(エプソンのNEC互換機)なども出てくるが、カタログみたいな説明で、もっとマニアックな解説があってもよいのではないか。PC286VGを購入したのは1991年、まだMS-DOS3.3だったような記憶がある。Config.sysを書き換えてEMSに記憶を待避させたり、CPUを交換したり、モデムでパソコン通信したりした牧歌的な時代。

平成すら遠くなりにけりだ。

こんな猛暑日連続の日々。



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