夏の匂いと風2020-08-13 21:40

Amazon kindle Unlimitedでアウトドア雑誌/Fielder(フィールダー)のバックナンバーをひたすら読んでいた。

サバイバル登山・藪山・自給自足、酷道など興味のある分野なれど、読み続けるとそれだけでお腹いっぱいになった。

おもろいけど、残念ながらもう心身がついていかない(苦笑

今日は曇天、ときおり通り雨という天気予報、暑さも35度以上にはなるまいと予測して午前11時過ぎにカーボンバイクで発進。

紫合から道の駅方面に向かうと、路面がけっこう濡れている。強い驟雨が通り過ぎたようだ。

道の駅いながわから歴史街道に入る。

楊津の田園地帯。

意識的にダンシングで上って、くろまんぷを抜ける。トンネル上の夏の雑木林を眺める。



大島のであい公園で休憩。ここまで猪名川の浅瀬では、水遊びをしている家族連れが多いな。

帰路は太陽が照りつけるようになり、かなり暑い。走っていると、涼しい空気と暑くて重い空気が、場所によっては交互にあらわれる。これが夏の空気、そしてそこでは夏の匂いも違うような気がする。

帰路は暑くて、水分補給・休憩も多くなる、熱中症防止には慎重さが必要だろう。

午後4時過ぎに帰宅。走行距離 73km

今日で満67歳になった。
名も利も得ずに、アラ古稀になったが、すこし感慨深いのは父親の年齢を超えたこと。
男性は自分の父親が亡くなった年齢を気にするようだ、私もそうだ。父は、晩年は病気もあったのだろう、生きることに倦んでいた、そして私が22歳の夏に亡くなった。

いま思うと父は、頭はそこそこよかったが、生きる才がなかった。あの高度経済成長の時代、父の同業者はずいぶんと儲けを出していたから。ただ生きる才がないのは、私も同じようなものなので、その点は父に似たのかもしれない。

ロードバイクで走りながら、私が見てきた風景は、やはり父とはずいぶんと違ったものだろうなと気づく。生まれた時代も違ったのだから。

そんなことを感じた夏の日。
夏の匂いと風を、しばし味わっていこう。




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