2019年新春2019-01-01 21:53

パリのカフェバーにて
あけましておめでとうございます。

今日は初詣日和、義父の初詣に付き合い、ついで妻方のお墓参りもしてきた。

昨年4月から隠居生活に入ったけれど、「生活」は続いていく。
規則正しい生活をして
余録としての人生を生きていくつもりだ。

歳をとると永井荷風が人気らしい。
「ふらんす物語」を書いて、バックに2000万円以上の通帳と現金をもって(現在の価値なら3億円くらいか)孤独死した荷風。

濹東綺譚 作後贅言で荷風はこう書いている。

--------------------------------------------------------------------
「年々変わらない景物に対して、心に思うところの感懐もまた変わりはないのである。花の散るが如く、葉の落つるが如く、わたくしには親しかった彼の人々は一人一人相ついで逝ってしまった。
わたくしもまた彼の人々と同じように、その後を追うべき時の既に著しくおそくない事を知っている。
晴れわたった今日の天気に、わたくしはかの人々の墓を掃いに行こう。
落ち葉はわたくしの庭と同じように、かの人々の墓をも埋めつくしているのであろう」
--------------------------------------------------------------------

これを書いた荷風は58歳、しかし実際に没したのは79歳。

余録としての人生は長いか短いかはわからないけれど、
よきもの・よき風景・よき人との時間を過ごしていけたらいいね。

はてなブックマークに追加はてなブックマークに追加
Blog(asyuu@forest)内検索

Copyright© 2005-2019 asyuu. All Rights Reserved.