「きょうよう」と「きょういく」 ― 2018-03-18 21:40
午前中は妻とともに妻の実家のお墓参り。ママチャリで伊丹のお寺まで出かけて、お墓を掃除して花を供えてお祈りをする。
帰宅後、着替えてクロモリロードで1時過ぎにポタリングに出かける。
猪名川を渡って豊中市庄内から能勢街道を辿ってみようと、天竺川沿いに北上してみるも住宅地に阻まれて線が繋がりにくい。お寺や地蔵が多くあるところは、旧街道筋の雰囲気がわずかに残っているような気もする。
服部緑地近く天竺川の松林。
帰宅後、着替えてクロモリロードで1時過ぎにポタリングに出かける。
猪名川を渡って豊中市庄内から能勢街道を辿ってみようと、天竺川沿いに北上してみるも住宅地に阻まれて線が繋がりにくい。お寺や地蔵が多くあるところは、旧街道筋の雰囲気がわずかに残っているような気もする。
服部緑地近く天竺川の松林。
松林を眺めていると、昔の地道を想像できそうだ。
自動車を避けて脇道を走るが、豊中市北桜塚4丁目で道標を発見。
だがこの道標は「箕面街道」の道標らしい(苦笑
千里川などを経て、井口堂から水月公園へ。本来の能勢街道に入ったようだ。
千里川などを経て、井口堂から水月公園へ。本来の能勢街道に入ったようだ。
街中で旧街道を探索するのは、なかなか難しい。
午後4時前に帰宅。 走行距離 45km
こんな本をパラパラと読んだ。
最近は定年本や老後の本が相次いで出版されているが、私たち「モラトリアム世代」が老後となり、右往左往する私たち世代をターゲットにしているのだろう(苦笑
功成り名を遂げた有名人ではなく、市井の職業人・自営業者などの定年者・定年間近の人にインタビューした記事が中心となっている。とはいえ著者が稀代のノンフィクション作家高橋秀実氏であるだけに、一筋縄ではいかない。
このなかで「きょういく」と「きょうよう」という項目がある。
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定年後に必要なのは教育と教養だ。
そう聞かされて私は「なるほど」と納得した。子供の頃に習ったピアノを定年後に趣味としてあらためて生かしたり、多くの定年退職者たちが大学の社会人講座で学んだりしている。やはり最終的には造詣のようなものが大切になるのだろうと思ったのだが、そうではなかった。
教育とは「きょういく」で、「今日行くところはあるか?」という問い。教養も「きょうよう」で、「今日用事はあるか?」ということで、教育と教養とは要するに、スケジュールを埋めるという意味だったのである。
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老人は孤立を恐れるんだろうな。
でも老人になってもやたら前向きなのはいかがなものか。もう還暦を過ぎたら「世捨て人」でいいじゃないかという気もする。
隠居後はプログラミングの勉強もしてみたいなとこの本に興味を持っていた。
でも電子書籍版がないのでペンディングしていると、なんと原著がAmazon Kindleであるではないか。それもKindle Unlimited対象だ。高橋秀実氏の本によると老後は囲碁や俳句などの習い事が男性には人気があるらしい。
囲碁や俳句は私には向いていないし、興味もないや。
当然英語で書かれているが、英語の小説を読むのはとても無理だけど、コンピュータ書籍ならタイピングするし、Kindleの英語辞書参照でたどたどしくも読むことができるだろう。
隠居後はお金もあまりないので、基本自分でできることはなるべくしていくっていうスタイルになるんだろうな。貧乏くさくない範囲で生きられたら良しとしよう。
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