36周年と100日記念日2018-02-15 23:59

14日はヴァレンタインだったそうな。ちなみにチョコレートはそれほど好きじゃないので、14日は妻と美術館鑑賞のあと近場でランチしてきた。

お気に入りの伊丹市立美術館にて「コレクション2 しかめっつら」を鑑賞。
風俗風刺画のリトグラフなんだけど、作者のドーミエは

1830年代後半からオノレ・ドーミエ(1808-1879)はいち早くパリの都市生活に取材し、人々の暮らしぶりを活写しました。“現代性”(モデルニテ)を帯びた一連の風俗諷刺画は、バルザックやボードレールといった文学者から称賛されたばかりでなく、リアリスム絵画の嚆矢となりドガやロートレック等後進の画家にも影響を与えました。

と解説されているが、当時のパリは地方から労働者が流入して人口50万から100万人に増大する時期で、ブルジョアと底辺労働者が混在する街になっている。人が増えれば排泄も増加するが、当時のパリ市民はオマルのようなものに排泄して、窓から排泄物を路上に投げ捨てたので、「花の都パリ」ではなく「糞尿の都パリ」だったようだ。

2月13日が私たちの結婚記念日だったので、美術館近くの「西洋懐石アンシャンテ」でランチ。ベルギービールを飲みながら、妻が「ところで結婚何周年なの?」と聞くので、ここは油断してはなりません、「長男の年齢+1年だから、36周年だよ」と如才なく答えます(苦笑

帰宅後は、近所のブックオフで池内紀氏の古本を購入。

初期の作品で、簡潔な紀行エッセイと短い小説がエッセイのあいだに入る。
4月からは隠居生活に入るので、落ち着いたらロードバイクで旅に出たいな。

次男夫婦から孫のこはるちゃんの100日記念日の画像がスマホに送られてきた。


奥さんの婚約指輪と結婚指輪がこはるちゃんの指にはめられている。

最近の若夫婦はいろんな記念日を楽しんでいるようだ。

子育てはたいへんだけれど、「子どもは3歳までに親孝行を十分にしている」というのは真実だと思う。その後の子どもの反抗期・自立期を見守る「親のやせ我慢」は親としての務めだろう。

36周年と100日記念日、シンクロしていくのも楽しいものだ。



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