ロードバイクとケン・リュウ2017-10-20 23:39

台風の影響で週末は雨模様のようだ。水曜に茨木市の多留見峠まで走っておいてよかった。茨木や高槻の北摂の山は意外と標高がある。能勢や猪名川町の峠よりは登りが長く斜度があり、加齢を経た私には足が削られるような感じになってきた。

でも街中からしばし登ると、隠れキリシタンの里であるだけに里山の雰囲気が濃厚になる。

新名神高速道路の工事がここまで延伸している。

このあたりの府道110号線は斜度が緩いんですけどね。

キリシタン自然歩道から見山の郷周辺を望む。


いい雰囲気ですね。能勢の浮峠と雰囲気が似ている。

茨木市山脈自然歩道(林道だけど)の最高地点(602m)

本来の多留見峠は地道の奥にあるようだが、カーボンバイクでは突き進むことは無理みたいだから、冬にでもシクロクロスで入ってみよう。

ここから杉林の中をけっこう下っていくが、当然誰にも会わず、静寂の中をカーボンバイクとともにいる。自転車って心身と一体化できる究極のガジエットという感じがするんだ。Di2のウィンという機械音、当て効きさせたときのブレーキパッドの小さな振動音、そして枯れ葉の上を滑らずに踏みしめていくホイール音。

なんか夢の世界にいるような感じだった。

■ケン・リュウ「母の記憶に」
いつもはAmazon Kindleで電子書籍を読むことが多いけど、hontoがときおり30%オフのクーポンを配布するので、hontoからダウンロードした。
Kindle for PCはUbuntuのwine上で利用することができるけど、honto for windowsはMicrosoftのFramenetworkをコンポーネントとしているので、wine上で動かないのが難点かな。おとなしくAndroidタブレットで読んでいる。
母の記憶に (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)
中編も含む作品集だけど、作品傾向が多様で、読んでいて惹きこまれていく作品が多い。
読み終えるのが惜しいほどの作品集だ。

雑誌penにケン・リュウのインタビュー記事が掲載されている。
Pen (ペン) 2017年 11/1号 [映画・小説・マンガの名作から最新作まで SF絶対主義。]
なかなか興味深い。

雨なので明日からは隠居後の生活などの計画を考えていこう。





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