たぶん晩夏 ― 2017-08-12 20:50
今日は夕方にカーボンバイクで2時間ほどポタリング。例によって川沿いや池巡り。
太陽が雲に隠れると、風もあってかそれほど猛暑ではない。高知での子供時代、盆が過ぎると海や川の水温がグッと下がり、海も沖からのうねりが強くなり夏の終わりを感じた。
昔からお盆過ぎの海には入ってはいけないと大人から言われたが、土用波やクラゲの出現が多くなるため、戒めのための先達の知恵なのだろう。
鳥取に里帰りしている長男夫婦と孫は今日は日本海の海水浴場で、海を愉しんでいる動画などが送られてきた。長男が息子をしっかりと見ているので、安心だ。
ニュースなどで海や川での事故が報道される。
都会の人はプールでしか水と接したことがなく、潮の満ち引きのある海や淵があって水温や流れがいきなり変わる川の怖さをしらないのも一因だろう。
私の育った高知の海や川でも夏に事故に遭うのは観光客が多かった。
15年ほど前に単独行でテント泊しながら由良川源流部に分け入ったとき、ザックを背負ったまま渓流を泳いで渡ったが(登山道がないから)、あの夏は水量が少なかったことが幸いした。水量が多かったら、撤退していただろう。
自然は私たちの都合よくには変化はしてくれない。
陽が差してくるとやはり暑い。
今日はコミックを1冊読む。
AIをめぐる物語だけど、息切れせずに連載が続いているのはすばらしい。
明日は義父母の先祖のお墓参り、そのあと美術館を訪ねる予定だ。
孫は母親の背中にとまった米つきバッタをじっと見ている。
たぶん顔は昭和顔だ。
人形作家石井美千子氏が表現する「昭和のこども」たちの誰かに似ている。
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