Xubuntu 16.04 on X205TAのキーマッピング修正とタッチパッド無効化 ― 2016-11-30 00:03
Xubuntu on X205TA、フリーズを起こすこともなく稼働している。
やはりNotePCには、とくにモバイル系にはLinuxが似合う。
X205TA上でUbuntuを動かす議論をしているフォーラム(英語圏)をチェックしているが、サウンド出力させる方法は現時点でないようだ。
日本語キーボードの一部キーを入力できない問題は、カーネルをバージョンアップする方法が正統派だけど、ググってみると以下の方法があった。
■キーマッピングを修正する。
以下のキー割り当てをする。
「Windows」+「^」(keycode 21) → 「|」(bar)
「Windows」+「[」(keycode 35) → 「\」(backslash)
「Windows」+「/」(keycode 61) → 「_」(underscore)
定義は~/.Xmodmapに記述し、ログイン時に適用されるようにする。
~/.profileを編集して、ここにxmodmap ~/.Xmodmapと記述すればstartupからロードしてくれる。
■タッチパッドを無効にする。
エディタで文章を作成している時、タッチパッドのカーソルが意図しない行に移動して煩わしい。
テキスト作成などをしているときには、タッチバッドを無効にしたい。
Xubuntuでは
設定>マウスとタッチパッド>振る舞い>キーボードを打っているときはタッチパッドを無効にする
というオプションがあるが変更しても反映しない。
$ xinput listのコマンドを打つと
Elan Touchpadが該当するデバイスみたい。
xinput set-prop "Elan Touchpad" --type=int --format=8 "Device Enabled" 0
とコマンドを打つとタッチパッドが無効なる。
Guakeを常駐させているので、再度有効にするためにはGuakeを起動して
タッチバッドを有効とするコマンドを打つ。
xinput set-prop "Elan Touchpad" --type=int --format=8 "Device Enabled" 1
上記のコマンドをいちいち打つのは面倒なのでさらにググってみると、この記事が参考になった。要はタイピングしている時にはタッチパッドを無効にしておきたいのだ。
# syndaemon -d -i 0.5 -t
-iで設定した秒数だけタッチパッドが無効化される。
-dオプションはこのコマンドをデーモン化するかの設定。
-tオプションは、タッチパッドの無効状態でもカーソル移動を許可するというオプション。
このコマンドを自動起動するために
/etc/rc.localというファイルを適当なテキストエディタで開いて最終行に上記のコマンドを書き加える。
再起動するとちゃんとコマンドが効いている。
こちらのほうがスマートで便利だな。
Xubuntu 16.04 on X205TAはあくまでもモバイル専用機、母艦はGnome 16.04 on ThinkPad x220だ。キーボード、処理速度、ディスプレイの見やすさなどThinkPadのほうがはるかに優れている。
ただ、いかんせんThinkPadは重量は1.5kg、X205TAは実測950g、ThinkPadを外に持ち歩きたいとは思わない。片手で筐体を楽に持ち上げることのできるX205TAは3万円弱のNotePCとしては「神機」といえよう。バッテリーも10時間以上もつのはすごい。
でも実際は仕事で出かけるときは、NotePCを休憩時間や通勤電車内で利用することはない。8インチのタブレットを利用することが多いかな、軽いし。
設定に時間をかけているけど、まあ遊びですから。
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