ASUS X205TAをXubuntu化2016-11-24 22:24

昨日はASUS X205TAのUbuntu化に1日を費やした。

変態ガジェットであるLenovo YOGA BOOKは流通していない
GPD WINは老眼の私にはディスプレイが小さすぎる
PORTABOOKは投げ売り状態だが、「痒いところに手が届かない」機種
ポメラDM200はあまりにワープロ専用機っぽい

ということで好みじゃないOSであるWindows10がインストールされているので、稼働することのないX205TAをUbuntu化することにした。

参考にした記事はこちら。
ソフトウェアデザイン 2016年 10 月号 [雑誌]

「Ubuntu Monthly Report【78】ASUS X205TAにXubuntu 16.04 LTSをインストールする…… あわしろいくや」

自分であれこれ悩むよりはここは先達の教えを請うほうがよろしいでしょう。

X205TAは

液晶サイズ     11.6 インチ     解像度     WXGA (1366x768)
CPU    Atom Z3735F(Bay Trail)1.33GHz/4コア    
ストレージ容量    eMMC:64GB
メモリ容量    2GB
メモリ規格    DDR3L PC3-10600
ビデオチップ    Intel HD Graphics
重量 約980g

そこそこに軽く、バッテリー保ちがよい(約12時間は保つみたい)

ただCPUがAtomなのでLinuxとの相性はもうひとつ、ThinkPadのような親和性はない。

上記記事を参考に
まずはWindows10の回復ドライブをUSBメモリに保存。

Xubuntu 16.04のインストールメディアをUSBメモリに作成して、USBメモリからXubuntuを起動。
内蔵無線LANを認識しないので、無視してインストールするとGRUB作成に失敗してしまう。

Xubuntu 14.04 on ThinkPad X40に装着しているUSB-Wifiのデバイスを装着し、無線LANを有効にしてUpdateしながらインストールすると、無事にGRUBも作成された。

問題点としては
・サウンドが出力されない(現時点では対応不可)
・キーマップが不完全で¥やアンダーバーが入力されない。
カーネルのバージョンを4.7以降に上げるとこの不具合を回避できるが、デフォルトのカーネルのようにセキュリティの修正が自動的になされず、自力で最新版に更新していく必要がある。これだとLTSの意義が減殺されてしまう。

・サスペンドからの復帰後、マウスカーソルが表示されなくなる。
ctrl+Alt+F1キーを押し、続けて Ctrl+Alt+F7キーを押すと表示されるようになるらしいが、煩雑だし私の環境ではうまく機能しなかった。
普段からNotePCでサスペンド機能は使っていいないので、様子見かな。

・内蔵無線LAN上で802.11a/acのアクセスポイントを使用できない。
USB-Wifiで5GHのアクセスポイントを利用する方法もあるけど、とりあえずは2.4GHの802.11nでアクセスしている。

・内蔵Bluetoothは機能しない。これも無線LAN同様USB-Bluetoothで対応可能かもしれない。

以上のようにそこそこ制約のあるLinuxマシンが誕生したわけだが、サウンド機能はとくになくても困らない。先達が(とくに英語圏)がこれからも対応してくれるでしょう(他力本願)

ちなみにこの文章もXubuntu 16.04 on X205TAで書きました。

以上の作業で昨日はまる1日を費やした、でもそれなりに面白かったです、趣味ですから。

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