女のいない男たち(酒飲み編)2014-04-22 23:33

昨夜は女友達らと三宮で定例会でした。1軒目は韓国家庭料理の店、2軒目はワインの店でボトルを2本あけながら歓談。

組織改編や異動などで最近は人と飲むことが多い。3月末の定年の送別会が大掛かりになることを嫌ったのが裏目に出て、「少人数なら偏屈なasyuuも断らないだろう」ということだろうか、小さな集まりに誘われる傾向にある。

ボクは何度も申し上げているように義理で飲むことはもうしない。出世のためとか仕事を円滑に進めるなどという功利的な世界には、もう生きていない。

何かから逃れるためにではなく、何かを自分に足していく豊かな時間がある飲み方をしたい。

通勤電車の中で、村上春樹最新短篇集「女のいない男たち」を読んでいる。
文藝春秋に掲載されているときに本屋で立ち読み(どうせすぐに単行本になると思ったから)をしたけど、やはり1冊の単行本として読むと文章まで密度が濃くなっている気がする。
雑誌の中に小説があると、妙な夾雑物に囲まれながら読書している感じがするんですよね。

少人数の友人や女友だちとお酒を飲み、食事をしてきたけど(そしてそれは十分に豊穣な時間だったけど)、ふっと「女のいない男たち」で酒を飲んでみたいなと思い立った。

自転車繋がりで天六に新しいバルが開店になったことを知った。
独りで行くのもつまらないし、かといって女友達らは神戸を拠点にしているので天六は少し遠い(昨夜話すとホテル泊予定で行こうと皆、言い出す始末・・・)。

そこで最近、部署を異動した長男の様子でも聴いてやろうとメールで長男を誘うと、とくに予定はないらしい。

父と息子はそれほど二人だけで飲むことはない。でも私60歳、長男30歳と十分に大人になったので、たまには互いの近しき人抜きで「女のいない男たち」として飲むのもいいだろう。

金曜はかなり楽しみやね。

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