2013年近江路ツーリング旅行・後編2013-04-16 17:36

15日(月)さあ自走で帰ろう。

さて当日は帰宅の日。昨年は湖北経由で帰宅してヘロヘロになったの今回はおとなしく平地メインのコースを選択。
サドルの上から眺めた近江路・後編(昨年の記録)

海津大崎の桜も魅力的だけど、豊郷・五個荘の古い町並みをまだ走っていないから里道探訪派?のボクとしては走っておかねばなりません。

ホテルを8時前に出発。田園地帯を眺めながら近江鉄道米原駅へ。

平日は9時から16時までサイクルトレインを利用できる。

所定の場所にロードバイクを置いたけど電車の揺れで不安定なので、座席でロードバイクを支えておく。

高宮駅で下車。ここから旧中山道が五個荘まで続いている。

ローカル感たっぷりの駅舎。

旧豊郷小学校。

解体問題で揺れ続けた過去が遠い昔のようにも思える。
この建物もヴォーリズの設計。たまたまこの本を今読んでいるのも何かの縁でしょう。
負けんとき〈上巻〉―ヴォーリズ満喜子の種まく日々

中山道宿を経て、

五個荘の近江商人屋敷へ。

月曜なので閉館している屋敷が多いので観光客もおらずゆっくりとロードバイクで走る。

近くの観光案内所で昼食をいただく。コロッケ定食だが手作りのコロッケ、近江米、サラダが美味しい。今回のツーリング旅行で初めてのまともな食事です(爆

きぬがさ山トンネルへ向かう道があるので、案内所のご主人にお話を伺うと安土方面に抜ける最短コースらしい。トンネルができる前は地獄越という名の峠道でググってみると

『滋賀県百科辞典』によりますと、読み方は「じごくごえ」で、概要は「繖(きぬがさ)連峰を五個荘町大字石馬寺より能登川町大字北須田へこえる1kmあまりの峠道。近江の守護佐々木氏は繖山に居城をかまえ、観音寺城または佐々木城とよばれていた。佐々木氏が六角、京極の2流にわかれたあとは本家六角氏の居城となったが、1568年(永禄11)六角義賢が織田信長の上洛を阻止しようとして戦い、落城したおり、六角方の落人でこの谷はこの世の地獄のようになったことより、この峠道を地獄越とよぶようになったという。(国領迪則)」とあります。なお、五個荘町大字石馬寺は現在東近江市五個荘石馬寺町に、能登川町大字北須田も同市北須田町になっています。また、平成10年(1998)年にはきぬがさ山トンネルが開通しています。

ということらしい。

近江は織田信長や浅井、明智光秀などの遺跡が多く神社やお寺や地蔵の信仰も厚い地だ。そしてヴォーリズの近代建築群。
歴史には疎いけど、過去がいくつも重層になって近江の地を作っているんだろうな。


林道の桜を眺めて


きぬがさ山を通過。歩道が広いので安心して通過できます。


トンネルを抜けて北須田の集落を走る。

安土城趾を通過。

里道を走って近江八幡へ。八幡堀で休憩。

国道を避けて里道を走る。
地名の読み方がわからない。
ググってみると「もとすいけいちょう」と読むから、まんまやん(苦笑)
このあたりは干拓地だからこのような名称になったんでしょうか。

野洲川に行き当たり堤防道路を走る。

南には近江富士が。

そして西には比良山系。

息子たちが小さい頃、夏休みには連泊で利用したホテル・ラフォーレ琵琶湖。

ロードバイクに乗り始めた頃、クロモリロードでここまで走ってきている。
酷道(国道)R477を経て琵琶湖へ走る(ロードバイク編)(2008.8..21)

ホテル前のなぎさ公園にて。
今回の旅で初めて琵琶湖をキチンと眺めた。

息子たちが泳いだ後はしゃぎながらシャワーを浴びていた時代を思い出す。

ボクもすっかり年老いて息子たちもすっかり青年になったけれど、こうやってロードバイクで旅行できることは幸せなことなんだろう。

琵琶湖大橋にて。

坂本ー逢坂の関からR1−R6と京都市内を走って西国街道を西進。

暗くなる直前に帰宅。


走行距離 156km

3日とも晴天で基本追い風のぜっこうのツーリング日和でした。
走行距離は3日で397.7kmと適当な距離。
経費は17000円ほどと昨年と同様。
バックパックに着替え・余分のCO2セット、チューブ、工具、そしてサドルに輪行袋をセット。必要最小限の装備だったので重くないので走りやすかった。

サイクルウエアーはホテルで洗って干しておくと乾きますからね。

夏だともっと軽装備で走れるなぁ。

ヒルクライムなどのイベントに限定されず、気ままなツーリング旅行が来年から増えるような気がしています。



コメント

_ パテラ ― 2013-04-17 15:01

いつもながら旅情をそそられます.
ありがとうございます.

_ ペダル ― 2013-04-17 17:24

近江路は穏やかそうでいいですね。サイクルトレインもいい風情ですし。

ボクも来年は前日から自走で行ってみようかなという気になりました。
伊吹山のレースは「おまけ」で登るのもいいかもしれません(笑)

_ ちゃえきちゃん! ― 2013-04-17 20:07

お疲れ様です。いつ拝読させていただいても楽しそうで・・・こちらまでその場に居るような錯覚におちいります(笑)。asyuuさんのように”わびさび”を感じれるように楽しみたいものです。いつか、ご一緒できる時が来ますように。。。

_ komatyan(dottensya) ― 2013-04-17 23:39

 伊吹山ヒルクライム大会、お疲れ様でした。また、頂上でお声かけいただきありがとうございました。チラチラと周りを見つつお探ししていたのですが、「今年はお会いできないかなぁ」と思っていたところでした。
 初日140km、大会当日100km、そして3日目は150kmと、本当にスゴイですね。またお会いしましたらよろしくお願い致します。

_ asyuu>パテラさん ― 2013-04-18 23:33

やはりロードバイクから眺める近江路、北摂・丹波、美山などは格別の風景です。
亀ロードであってもしばらくはこんなスタイルで走っていきたいですね。

_ asyuu>ペダルさん ― 2013-04-18 23:35

当日はありがとうございました。

里道、峠道が好きなので琵琶湖湖岸をほとんど走っていないのが私らしいです。
私の場合、ロードバイクに乗ること自体が「人生のおまけ」みたいになりつつあります(苦笑)

_ asyuu>ちゃえきちゃん!さん ― 2013-04-18 23:38

サイクルトレインはいいですよ、ぜひぜひ。
今回は湖北・湖東の峠道を走られなかったので、今年はぜひ泊まり込みで行きたいものです。
その前に鳥取大山からの自走ライドですかね!

_ asyuu>komatyanさん ― 2013-04-18 23:40

前日に峠越え込みで140km走ったのはこれが初めて・・・
やはり失敗でした(爆)
ヒルクライムをなめるような足はないのに、まさしく年寄りの冷や水でしたね。

でもツーリング自体はとてもおもろかったですわ。

またお会いしたらよろしくです!

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