オヤジの夜遊び(蛍編)2011-06-08 23:59

先週の日曜、猪名川町の和菓子処「うませ」にロードバイクで行ったとき、ご主人から「うませ横の猪名川の蛍も今年は多いよ。」とお聞きしていたので、今宵は最後の蛍ライドをしてきました。

昨夜交換したバーテープの試走も兼ねている。
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かなり「どや顔」になったけど、乗り手はいたって温厚です(笑

いつもはグズグズと職場に居残っているけど、速攻撤収。
帰宅後、サイクルウェアーではなくラフなスタイルでロードバイクに跨ります。

まず腹ごしらえのため、ヒルクライマーButtyさんお薦めの蕎麦うどん処「弁慶」に立ち寄ります。

2-PIPE.com BLOG(Buttyさんの紹介ブログ)


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以前、友人のMさんとポタリングしているときに見かけて気になっていた店です。
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店に入り「お蕎麦が美味しいって聞いてるんですけど・・・」と尋ねると
奥さまが「じゃぁ、ざるそばにします?」って言われ主体性がないのでそれを注文。

「えーっと、ほんで親子丼も・・・」と言うと
「定食にしたらおにぎりが付いてきますよ」と言われ
またまた主体性がないのでおにぎりを注文。

ざるそば到着。
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シャキシャキして上品な味。そば湯もおいしい。

ホワイトボードに書かれている一品料理も美味しそう。でもこれはビールやお酒と一緒にいただかないともったいないな。ロードバイクは自由な乗り物だけど、お酒が飲めないのが痛い・・・

入店前にご主人が店の横の枇杷の実を穫っていたのでお聞きすると自生の枇杷で、今年は当たり年らしい。
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さて蛍ライドに出発です。

県道12号線から阿古谷集落へ。

今年の蛍もあと2-3日。例によって車が多いので、それらから外れた山際で蛍を眺める。
今宵は月夜に向かって高く飛び立つような蛍が多い。

阿古谷集落から猪名川町クリーンセンターを経て槻並集落へ。
途中の道は街灯は一切なく闇の中を走る。


木津へ抜ける道の槻並川に予想外に多く蛍が群生している。阿古谷と違い、車も少ない。先客の人たちに畦道で「どこから来たんですか?」と聞かれ「尼崎です」と言うと驚かれる。ほんの20数キロなんですけどね。

槻並から小さな坂を越えて木津へ。フロントライトを消して歴史街道をゆっくり走る。
誰もいない。

途中、樹木に蛍が止まり木のように集まっており、6月にクリスマスツリーの灯りを見るようだ。三蔵山の天空には三日月、月の光が水田を照らし、眼前で蛍が淡い光を発している。
やっと一人きりで蛍を眺めることができた。芦生の森・由良川源流部で眺めた蛍とともに今宵は忘れられない風景になりそうだ。

道の駅いながわでホットコーヒーを飲みながら休憩。街と違い肌寒いほど。

県道12号線を南下して猪名川堤防道路を経て帰宅。

今宵の走行距離 73.3Km

・ロードバイクに乗る前は、職場の仲間や友人と居酒屋で飲むことが多い日々だった。人生を語り、仕事を語る。でも「お前だけに言うんやけど」とか「人としてとか」「墓場まで持っていこうと思っていた話やけど」などの前置きが何の意味を持ったのだろう。

大切な想いは語るな、墓場まで持っていこうと思うなら貫けと今更ながら思う。
私は居酒屋の夜より今宵のような夜を重ねていきたい。

こんなことを言っているからどんどん友人を失うんやろな(汗

・新しいバーテープ。真紅なのでちょっと興奮する(苦笑
グングンと進む感じだけど、もちろん錯覚です。

蛍はアウトドア用デジカメではとても撮れない。心に刻む風景なんだろう。
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・川西・池田周辺には老舗・新興のうどん屋さんが意外と多い。
今宵の「弁慶」、以前食した「ささめうどん」「うどん研究所」とともに「みそ煮込みうどんとカツ丼(大正12年創業)」の店も発見。次回の夜ポタは、ここのうどん屋さんやね。



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