2月、風のことを考えよう ― 2011-02-02 22:43
帰宅後、スコッチウィスキーを飲みながら村上春樹の「雑文集」を読んでいる。
この本は音楽や翻訳、小説などについてカテゴリー化されて、それに関する村上春樹の「雑文」がピックアップされているけど、どこからでも読み進めることができるのがいい。
短篇「トニー滝谷」や「ノルウェイの森」の裏話もあって興味深い。
ウイスキー水割りを飲みながら読み進めていると、こんな文章に出会った。
トルーマン・カポーティの「最後の扉を閉めろ」という短編小説の最後の一節で
”think of nothing things,think of wind"と締めくくられているらしい。
村上春樹は
「何かつらいことや悲しいことがあるたびに、僕はいつも自動的に思い起こすことになった。「何でもないことだけを考えよう。風のことを考えよう」と。そして目を閉じ、心を閉ざし、風のことだけを考えた。いろんな場所を吹く風を。いろんな温度の、いろんな匂いの風を。」(同書345頁「風のことを考えよう」)
と書く。
僕はすこし酔っぱらった頭で、我田引水と言われようとロードバイクのことを思い起こす。
ロードバイクはいつも風とともにある。
山歩きしている頃、午後4時頃を過ぎると低山でも急に風が強くなり樹木の枝や葉を揺らし始め、単独行の山歩きだとなにかしら心細い雰囲気が濃密になるのをいつも感じた。
そこには風があった。
ロードバイクはもっと直裁的に風とともにある。
冬の季節風に抗ったり、真夏の熱風に翻弄されたりする。
追い風でグングンとロードバイクが進んだりする。
村上春樹はギリシャに住んでいた頃を振り返って
「そこは、風がひとつのたましいのようなものを持つ場所だったのかもしれない」
と書いている。
そして
「風について考えるというのは、誰にでもできるわけではないし、いつでもどこでもできるわけではない。人がほんとうに風について考えられるのは、人生の中のほんの一時期のことなのだ。」とも。
そんなわけで明日は有給をとってロードバイクで1日走ってくることにした。
2月。
今月は意識的にロードバイクで走ってみる月にしたい。
この本は音楽や翻訳、小説などについてカテゴリー化されて、それに関する村上春樹の「雑文」がピックアップされているけど、どこからでも読み進めることができるのがいい。
短篇「トニー滝谷」や「ノルウェイの森」の裏話もあって興味深い。
ウイスキー水割りを飲みながら読み進めていると、こんな文章に出会った。
トルーマン・カポーティの「最後の扉を閉めろ」という短編小説の最後の一節で
”think of nothing things,think of wind"と締めくくられているらしい。
村上春樹は
「何かつらいことや悲しいことがあるたびに、僕はいつも自動的に思い起こすことになった。「何でもないことだけを考えよう。風のことを考えよう」と。そして目を閉じ、心を閉ざし、風のことだけを考えた。いろんな場所を吹く風を。いろんな温度の、いろんな匂いの風を。」(同書345頁「風のことを考えよう」)
と書く。
僕はすこし酔っぱらった頭で、我田引水と言われようとロードバイクのことを思い起こす。
ロードバイクはいつも風とともにある。
山歩きしている頃、午後4時頃を過ぎると低山でも急に風が強くなり樹木の枝や葉を揺らし始め、単独行の山歩きだとなにかしら心細い雰囲気が濃密になるのをいつも感じた。
そこには風があった。
ロードバイクはもっと直裁的に風とともにある。
冬の季節風に抗ったり、真夏の熱風に翻弄されたりする。
追い風でグングンとロードバイクが進んだりする。
村上春樹はギリシャに住んでいた頃を振り返って
「そこは、風がひとつのたましいのようなものを持つ場所だったのかもしれない」
と書いている。
そして
「風について考えるというのは、誰にでもできるわけではないし、いつでもどこでもできるわけではない。人がほんとうに風について考えられるのは、人生の中のほんの一時期のことなのだ。」とも。
そんなわけで明日は有給をとってロードバイクで1日走ってくることにした。
2月。
今月は意識的にロードバイクで走ってみる月にしたい。
小春日和、次男坊SENSIUMと南丹・篠山ライド ― 2011-02-03 23:02
今日は有給を取ってロードバイクで走ってきました。
午前10時過ぎ、次男坊SENSIUMで発進。
寒波も緩み、吹き荒れていた北西の季節風もないロードバイク日和。
猪名川堤防道路ー県道12号線を経て、知明湖周遊道路を走る。
▲県道12号線、石道へ抜ける道が工事のため通行止めになっていた。
106号線を北上。倉垣の集落も春めいた雰囲気。大晦日のような残雪もまったくない。
午前10時過ぎ、次男坊SENSIUMで発進。
寒波も緩み、吹き荒れていた北西の季節風もないロードバイク日和。
猪名川堤防道路ー県道12号線を経て、知明湖周遊道路を走る。
▲県道12号線、石道へ抜ける道が工事のため通行止めになっていた。
106号線を北上。倉垣の集落も春めいた雰囲気。大晦日のような残雪もまったくない。
ひいらぎ峠を越えると
▲亀岡側は路面改修工事のためアスファルトがはがされ、地道を走るような振動がある。
▲蒔田野神社への道が道路工事中で通行止めなので、R372沿いの旧道を走る。
大堰川沿いに走る。すっきりとした青空。
交通量の少ない快適な道が続く。
舩井神社に立ち寄る。いつもの願い事がすこしは進展しているようなので、バージョンを変えて願い事をします。
25号線対岸の大堰川沿いを走り、
道の駅新光悦村で休憩。
美山牛乳とパンで栄養補給します。
美山牛乳とパンで栄養補給します。
さてどういう経路で帰路につこう。
・天引林道経由でるり渓へ抜けるー天引林道は残雪があるだろうから却下
・るり渓経由で帰るーヒルクライムはしんどい(なんやねん!)
ということで54号線から天引トンネルを抜けます
途中、R372の旧道で缶コーヒーを飲んで休憩。
福住の集落を抜け
R173の天王峠旧道を上っていこうとすると
▲工事のため通行止めとなっている。
引き返してR372を西進し、県道12号線を南下。曽地奥林道を越えようと思ったが、ここも残雪ぽいのでパス。おとなしく古坂峠を越えます。
続いて西峠を越えます。
すでに100Km以上走っているので、しんどければ後川ー小柿渓谷ー37号線ー68号線ー道の駅いながわとアップダウンのないコースを選択するけど、SENSIUMだとまだまだ余力がある。やっぱカーボンバイクは楽だわ。
60歳になって購入する三男坊のロードバイクもカーボンバイクにしようかな。ますます年老いて体力落ちるやろうし(苦笑
▲西峠を下ったところで、またまた工事中で車線規制している。ガードマンの人に尋ねると、路面崩落改修の本工事をしているとのこと。
なんか今日はやたら工事に出くわす。
西峠を下っていると、速そうなローディに追い抜かれる。今日、出会ったローディは3人。平日やもんね。
県道12号線から猪名川堤防道路を流して帰宅。
今日の走行距離 146Km
しばらく寒波も治まり、晴天が続くらしい。
今日は次男坊SENSIUMと遊んだけど、注文しているVIPER用タイヤが到着すれば換装して長男VIPERと林道を走る予定です。
丹波篠山牛とろ丼ライド、曽地奥凍結、スローパンク(もりだくさん) ― 2011-02-05 22:51
職場の若い子たちから
「asyuuさんは自転車でいろんな処に出かけているけど、お薦めの店はありますか?」
って尋ねられた。
蕎麦の店はほとんど訪れているけど、やっぱ若い子たちには篠山にある大手食堂の「牛とろ丼」でしょう。
話しているうちに自分自身が牛とろ丼を食べたくなったので、今日は午前10時過ぎにロードバイクで篠山めざして発進。
武庫川堤防道路ー生瀬ー有馬街道(船坂)ー82号線ーR176ー三田武庫川CRー須磨田集落ーJR藍本ー草野ー古市と走り抜けます。
JR藍本駅でトイレ休憩時に、私より人生の先輩と思われるサイクリストと雑談。
三田在住の方で40年ほどクロモリのサイクリング車に乗っておられる(変速機はWレバー)。今年は黒石ダムや本郷も雪に覆われていたらしい。私も70歳くらいまでロードバイクに乗りたいので、熟年のローディを見ると励まされる。
田松川の分水界を越えて、川北から篠山市街地に入る。
小西の黒豆パンも2月のためだろうか、店にまだたくさん陳列されている。
大手食堂で牛とろ丼をいただく。大根の漬け物をバリバリと食べながら、牛とろ丼をいただく。やっぱうまいわ。
帰路は妻入り商家群から農道を経て曽地奥林道へ。
案の定、凍結部分が多くロードバイクを押し歩く。シューズカバーに雪が入り寒い。
SENSIUMは雪でたっぷりと濡れる。
こんなコースに突っ込む私はアホですわ。
曽地奥林道から後川ー37号線(小柿)渓谷を経て68号線をかっ飛ばそうと思っていると
木器近くの下りで後輪がよれる感覚。チェックしてみるとスローパンクしている・・・
この時のライド以来のパンクですね。
http://asyuu.asablo.jp/blog/2009/12/19/4766385
草地で後輪のタイヤを外そうとするが新品のためか固い・・・
なんとか外して、SENSIUMのデフォルトのチューブを確認すると「KENDA」のチューブと表示されている。OEMで有名な台湾メーカーらしい。
CO2ボンベで一気に空気を注入するけど、チューブがきちんと入っていないと破裂する恐れがある。タイヤがチューブを噛んでいないか慎重にチェックしてからCO2を注入。
うん、大丈夫みたい。
パンク修理に時間がかかったので、68号線ー県道12号線(新道)と走ってすっかり暮れ落ちた猪名川堤防道路を走って帰宅。
今日の走行距離 134Km
・SENSIUMのサドルのセッティングを見直し。うん、走りやすい気がする。
・ホイールWH-9700-C24-TL、タイヤを外してみると仕様どおりリムテープがないんですね(あたりまえだけど)。それとクイックの締め付けによるベアリングへの影響が無くなったらしいけど、パンク修理に忙しく確認できませんでした(苦笑
・帰宅後、入浴・食事・スコッチ水割りでよい気分になり、画像の整理は明日以降にでも。
・SENSIUM、気持ちいい走りするわ。空気が入っていれば(爆
・Netで注文している自転車小物が続々と到着しているが、明日はVIPERでまったりと走ろう。
「asyuuさんは自転車でいろんな処に出かけているけど、お薦めの店はありますか?」
って尋ねられた。
蕎麦の店はほとんど訪れているけど、やっぱ若い子たちには篠山にある大手食堂の「牛とろ丼」でしょう。
話しているうちに自分自身が牛とろ丼を食べたくなったので、今日は午前10時過ぎにロードバイクで篠山めざして発進。
武庫川堤防道路ー生瀬ー有馬街道(船坂)ー82号線ーR176ー三田武庫川CRー須磨田集落ーJR藍本ー草野ー古市と走り抜けます。
JR藍本駅でトイレ休憩時に、私より人生の先輩と思われるサイクリストと雑談。
三田在住の方で40年ほどクロモリのサイクリング車に乗っておられる(変速機はWレバー)。今年は黒石ダムや本郷も雪に覆われていたらしい。私も70歳くらいまでロードバイクに乗りたいので、熟年のローディを見ると励まされる。
田松川の分水界を越えて、川北から篠山市街地に入る。
小西の黒豆パンも2月のためだろうか、店にまだたくさん陳列されている。
大手食堂で牛とろ丼をいただく。大根の漬け物をバリバリと食べながら、牛とろ丼をいただく。やっぱうまいわ。
帰路は妻入り商家群から農道を経て曽地奥林道へ。
案の定、凍結部分が多くロードバイクを押し歩く。シューズカバーに雪が入り寒い。
SENSIUMは雪でたっぷりと濡れる。
こんなコースに突っ込む私はアホですわ。
曽地奥林道から後川ー37号線(小柿)渓谷を経て68号線をかっ飛ばそうと思っていると
木器近くの下りで後輪がよれる感覚。チェックしてみるとスローパンクしている・・・
この時のライド以来のパンクですね。
http://asyuu.asablo.jp/blog/2009/12/19/4766385
草地で後輪のタイヤを外そうとするが新品のためか固い・・・
なんとか外して、SENSIUMのデフォルトのチューブを確認すると「KENDA」のチューブと表示されている。OEMで有名な台湾メーカーらしい。
CO2ボンベで一気に空気を注入するけど、チューブがきちんと入っていないと破裂する恐れがある。タイヤがチューブを噛んでいないか慎重にチェックしてからCO2を注入。
うん、大丈夫みたい。
パンク修理に時間がかかったので、68号線ー県道12号線(新道)と走ってすっかり暮れ落ちた猪名川堤防道路を走って帰宅。
今日の走行距離 134Km
・SENSIUMのサドルのセッティングを見直し。うん、走りやすい気がする。
・ホイールWH-9700-C24-TL、タイヤを外してみると仕様どおりリムテープがないんですね(あたりまえだけど)。それとクイックの締め付けによるベアリングへの影響が無くなったらしいけど、パンク修理に忙しく確認できませんでした(苦笑
・帰宅後、入浴・食事・スコッチ水割りでよい気分になり、画像の整理は明日以降にでも。
・SENSIUM、気持ちいい走りするわ。空気が入っていれば(爆
・Netで注文している自転車小物が続々と到着しているが、明日はVIPERでまったりと走ろう。
丹波篠山牛とろ丼ライド(画像編)とVIPER ― 2011-02-06 22:00
昨日たいして走っていないけど、今日はなんとなく身体がロードバイクでがっつり走ることを求めていない。怠けもんのロードバイク乗りだから、午前中は読書したり音楽を聴いたりして過ごします。
昔からぼーっとしたり、ゴロゴロしたりするのが大好きです。
昨日の丹波篠山牛トロ丼ライドの画像を整理してみた。
有馬街道途中の船坂の里道。船坂ビエンナーレの開催で船坂の集落もますます近しく感じる。
昔からぼーっとしたり、ゴロゴロしたりするのが大好きです。
昨日の丹波篠山牛トロ丼ライドの画像を整理してみた。
有馬街道途中の船坂の里道。船坂ビエンナーレの開催で船坂の集落もますます近しく感じる。
須磨田集落からJR藍本駅方面への道。何十回と走っているけど、ほとんど車が通らない。
藍本・古市の旧宿場町を抜けて、JR篠山口駅近くの田松川分水界。
目的の大手食堂に到着。
まっさきに今日の漬け物を持ってきてくれます。
これがうまいんだなー。
ビールのつまみには最高だけど、当然飲酒はいたしません。
牛とろ丼ができあがりました。
ビールのつまみには最高だけど、当然飲酒はいたしません。
牛とろ丼ができあがりました。
甘めのダシ御飯と牛とろの上に、たっぷりと長芋がかかっておりワサビと混ぜ合わせていただきます。
うん?しし肉うどんは食べたことがあるが、しし肉とろろ丼はまだ食べていないや。
大手食堂は普通の大衆食堂で、なんか昭和の匂いがします。
妻入り商家群を流して、
大手食堂は普通の大衆食堂で、なんか昭和の匂いがします。
妻入り商家群を流して、
小林家住宅をパチリ。
当主の小林さんは町並み保存の会長をされている。ここの「しし汁 黒豆 とろろ芋 炊き込みごはん」も美味しいけど、私が篠山に走ったときはOPENしていない日が多い。
日置までの農道を東進。
日置までの農道を東進。
多紀連山が霞んで見える。
日置近くの神社にて。
ここでボーッとするのが好きです。
前回、古坂峠を越えているので曽地奥林道から後川に抜けることにした。
この標識も夏には草に覆い尽くされ、見ることが出来なくなります。
始めは残雪が少ないが、次第に山影の残雪が多くなってくる。
始めは残雪が少ないが、次第に山影の残雪が多くなってくる。
もうロードバイクでは走ることはできません・・・
雪上に動物の足跡が。
当然ながら車も自転車も人の往来もありません。
下り降りて後川から小柿渓谷を下ります。凍結部分はないので一気に下り降りて、
大船山・羽束山の秀麗を望みながら37号線を南下。
この後、後輪がスローパンクしてしまう。CO2ボンベで空気注入したけど、帰宅後チューブによくないので空気を抜く。CO2だからバルブから白い空気が発散されるんですね。
で今日は午後からひさしぶりにVIPERでポタリング。
この後、後輪がスローパンクしてしまう。CO2ボンベで空気注入したけど、帰宅後チューブによくないので空気を抜く。CO2だからバルブから白い空気が発散されるんですね。
で今日は午後からひさしぶりにVIPERでポタリング。
武庫川堤防道路を南下し、尼崎りんりんロードを走ります。
あいかわらず人がいません。
りんりんロードといっても、自転車に乗っていない(乗っていてもママチャリだろう)役人やプランナーが考えたと思われる道が続く。
無意味な板張りの道や小石やタイルを敷きつめた道。あれは何のためにあるんだろう?そして「雨の日には滑りやすいので注意」の案内がある。
本末転倒ですわ(苦笑
尼崎寺町に立ち寄り
今日はタコ焼きではなく大学芋をおやつにいただく。250円。
ふらっと走って走行距離 32Km
VIPERは飽きずに3万Km以上走ったロードバイクだけに、癖がなくて走りやすい。
ただSENSIUMのほうが加速やヒルクライムはやっぱ楽です。
VIPER用の新タイヤが調達できたけど、まだ装着していない。現在の前輪Continental Attack 後輪Continental GP4000Sがまだまだ健在なので悩ましい。
GP4000Sで夜更かし ― 2011-02-08 23:15
昨夜はゴソゴソと買い貯めておいたタイヤとチューブを出してきて、SENSIUMのタイヤ・チューブを交換していました。
SENSIUMにはデフォルトでミシュランのLITHION2とKENDAの無名のチューブが装着されています。。デフォルトのホイールMAVIC AKSIUMを使わず、WH-7900-C24-TLに始めから交換しているためかLITHION2でもそれほど違和感はない。
でもVIPERではずっとContinental GP4000S+パナレーサーR-Airの組合せだったので、やっぱこちらを使いたいというだけの理由です。
よくロードバイクのインプレ記事で「ホイールとタイヤ、チューブを交換すればフレームのポテンシャルを発揮できる」などという記事を見るけど、ほんまかいな。
タイヤを交換するときには、事前に予備のホイールにタイヤをはめ込んで馴染ませてから交換させると楽にホイールにはめ込むことができる。
昨夜は思いついてタイヤ交換を始めたので、うっっっむー、最後の部分でビードをホイールに落とし込むのに難渋する。絶対にタイヤレバーは使わないと決めているので手袋をはめ手のひらで揉み込むようにしてビードをホイールに落とします。
つ、疲れたー。たぶん100Km以上走るより疲れた(苦笑
夜に思いついてタイヤ交換をするものではありません。
GP4000Sはとにかく耐摩耗性が高く、ちょっと荒れ気味の道でも安心して走ることができる。それに無骨なタイヤっぽくてゴム臭い匂いが好き(変態か・・・爆)。
以前使用していたミシュランPRO3 Raceは小石を拾うし、消しゴムのようにすり減っていき耐摩耗性はかなり低い。タイヤのカラーが豊富で色鮮やかだが、すこし走るとすぐ薄汚れてしまいカラーリングの意味があまりない。
もちろんPRO3のもっちりとした走りもいいでしょうが、私はGP4000Sが好みかな。
新タイヤ等でも巡航速度にもヒルクライム能力にも私の場合たぶん寄与しません・・・
換装後、SENSIUMの車重を計ったら7.8Kgでした。
さすがにタイヤ交換及びチューブ交換は影響大です。
もちろん冗談です。
VIPERのタイヤ交換はちゃんと馴染ませてからしよう。
(押し入れに家族には内緒の自転車小物がゴロゴロしています)。
SENSIUMにはデフォルトでミシュランのLITHION2とKENDAの無名のチューブが装着されています。。デフォルトのホイールMAVIC AKSIUMを使わず、WH-7900-C24-TLに始めから交換しているためかLITHION2でもそれほど違和感はない。
でもVIPERではずっとContinental GP4000S+パナレーサーR-Airの組合せだったので、やっぱこちらを使いたいというだけの理由です。
よくロードバイクのインプレ記事で「ホイールとタイヤ、チューブを交換すればフレームのポテンシャルを発揮できる」などという記事を見るけど、ほんまかいな。
タイヤを交換するときには、事前に予備のホイールにタイヤをはめ込んで馴染ませてから交換させると楽にホイールにはめ込むことができる。
昨夜は思いついてタイヤ交換を始めたので、うっっっむー、最後の部分でビードをホイールに落とし込むのに難渋する。絶対にタイヤレバーは使わないと決めているので手袋をはめ手のひらで揉み込むようにしてビードをホイールに落とします。
つ、疲れたー。たぶん100Km以上走るより疲れた(苦笑
夜に思いついてタイヤ交換をするものではありません。
GP4000Sはとにかく耐摩耗性が高く、ちょっと荒れ気味の道でも安心して走ることができる。それに無骨なタイヤっぽくてゴム臭い匂いが好き(変態か・・・爆)。
以前使用していたミシュランPRO3 Raceは小石を拾うし、消しゴムのようにすり減っていき耐摩耗性はかなり低い。タイヤのカラーが豊富で色鮮やかだが、すこし走るとすぐ薄汚れてしまいカラーリングの意味があまりない。
もちろんPRO3のもっちりとした走りもいいでしょうが、私はGP4000Sが好みかな。
新タイヤ等でも巡航速度にもヒルクライム能力にも私の場合たぶん寄与しません・・・
換装後、SENSIUMの車重を計ったら7.8Kgでした。
さすがにタイヤ交換及びチューブ交換は影響大です。
もちろん冗談です。
VIPERのタイヤ交換はちゃんと馴染ませてからしよう。
(押し入れに家族には内緒の自転車小物がゴロゴロしています)。
天候不順と読書 ― 2011-02-09 23:45
昨夜はひさしぶりに雨。自然にも雨の恵みは必要でしょう。
私の生活は平凡で、仕事をして本を読んでロードバイクに乗るだけ。
社交的ではないので人と会うこともあまりない。
たつぷりと真水を抱きてしづもれる昏(くら)き器を近江と言へり
歌人の河野裕子さんの本を読んでいる。昨年64歳で亡くなられた河野さんにとっては遺作ということになろうか。
京都や滋賀の風景を自分に引きつけて他者の短歌とともに紹介していく。
単なる軟弱ないいところどりの観光案内的な京都・近江探索じゃない。
人の深い業みたいなもの、そして生きていく力や哀しみを歌で表現していくのだ。
私は短歌も詠まず詩も書かないのに、歌人や詩人の書く文章が好きだ。
おそらく彼らは言葉というものを大切に、丁寧に扱っているからだろう。
そしてこの本も購入。
森見が描く京都は現実ではないのに、パラレルワールドとしての京都がそこにあるように思える。
次男の暇つぶしに
を渡したけどトライアスリートの彼にはあまり興味がないみたい。Tarzanは「マッチョナルシストヲタク系雑誌」だと密かに思ってるけど、たしかに自転車特集を読んでもちょっと?って感じだし。
走った距離は裏切らない!(野口みずき)
という金言に「そうかなぁ?25年も走っているけど、年々タイムは落ちていくよ「年齢は裏切らない」さ」という編集者のコメントに妙に納得。
加齢は平等に人に訪れますからねー。
週末は寒波の戻りっぽい。他の所用もあるのでロードバイクにはあんまり乗れないかもしれない。
私の生活は平凡で、仕事をして本を読んでロードバイクに乗るだけ。
社交的ではないので人と会うこともあまりない。
たつぷりと真水を抱きてしづもれる昏(くら)き器を近江と言へり
歌人の河野裕子さんの本を読んでいる。昨年64歳で亡くなられた河野さんにとっては遺作ということになろうか。
京都や滋賀の風景を自分に引きつけて他者の短歌とともに紹介していく。
単なる軟弱ないいところどりの観光案内的な京都・近江探索じゃない。
人の深い業みたいなもの、そして生きていく力や哀しみを歌で表現していくのだ。
私は短歌も詠まず詩も書かないのに、歌人や詩人の書く文章が好きだ。
おそらく彼らは言葉というものを大切に、丁寧に扱っているからだろう。
そしてこの本も購入。
森見が描く京都は現実ではないのに、パラレルワールドとしての京都がそこにあるように思える。
次男の暇つぶしに
を渡したけどトライアスリートの彼にはあまり興味がないみたい。Tarzanは「マッチョナルシストヲタク系雑誌」だと密かに思ってるけど、たしかに自転車特集を読んでもちょっと?って感じだし。
走った距離は裏切らない!(野口みずき)
という金言に「そうかなぁ?25年も走っているけど、年々タイムは落ちていくよ「年齢は裏切らない」さ」という編集者のコメントに妙に納得。
加齢は平等に人に訪れますからねー。
週末は寒波の戻りっぽい。他の所用もあるのでロードバイクにはあんまり乗れないかもしれない。
ロードバイクとシンメトリーの宇宙 ― 2011-02-11 22:30
今朝起きるとシンシンと粉雪が降って戸外は雪景色。ロードバイクで走ることはでけへんわと雑用をしたり読書したりして過ごします。
村上春樹「雑文集」を読んでいると、(バッハとオースター効用)という書評がピックアップされている。
「バッハのインヴェンションというのはご存じのように、左手と右手をまったく均等に動かすように設定されている。ー中略ー でも僕はある日、これが身体の、そしてその身体に結びついた精神のバランスを治癒するために、バッハという希有の天才が作り上げた壮絶なミクロコスモスであることに気づいたのだ。だから僕は原稿書きに疲れると、ピアノの前に座ってこの曲集をとつとつと練習し、その息をのむようなシンメトリーの宇宙に心地よく身を委ねることになった。」(同書257頁)
ここから村上春樹はポール・オースターの小説論に入っていくのだが、僕はこの文章を読みながらロードバイクのことを考えた。
「シンメトリーの宇宙」ってロードバイクもそうじゃないか。
村上春樹は肩こりをしたことはないそうだが、小説を執筆していると身体の歪みを感じることがあり上記バッハのインヴェンションをピアノで弾くそうだ。
まだロードバイクに乗らない頃、仕事のストレスや諸々の人間的な軋轢でひどい肩こりになったことがあった。
ロードバイクに乗り始めた頃からシンプルな生き方を選択していこうと思っていたこともあり、ロードバイクに乗り始めて肩こりからは解放された。
わずか8Kg弱のバイクに跨り、ドロップハンドルを操作し、直進・曲がり・上り・ダウンヒルを繰り返していく。僕らの身体はロードバイクというシンメトリーの宇宙に優しく包まれる感じがするんだ。
もちろんトライアスリート的な走りをする人からすれば「そんなぬるい宇宙などあるもんか」ということになろうが、別に僕はロードバイクを仕事にしている訳じゃない。
ピアノをうまく弾けなくたって、自分の世界で弾いている以上は誰の迷惑になるわけでもないし。
そんなことを考えていると、無性にロードバイクに乗りたくなった。
午後から雪も止み、路面も乾いてきたので午後2時半頃、ロードバイクで走る準備を始めます。
タイヤに空気をいれる時、ちょっと緊張する。先日、SENSIUMのタイヤ・チューブをContinental GP4000SとR-AIRに交換している。
R-AIRはキチンとタイヤに収まっていないと、空気注入時にバーストしてしまう。過去に3回ほどR-AIRを空気注入時にバーストさせている。
そろりそろりと空気を入れてから、タイヤを回転させて歪みがないかチェック。大丈夫なようなので前輪7.2Bar、後輪7.5Barで充填。
今日は所用で呼び戻されるかもしれないので近場を走ります。
武庫川堤防道路を走って、仁川から五ケ池ピクニックロードへ。仁川激坂を避けて、住宅地のウネウネした道を上っていくが、やっぱり楽だ。
Continental GP4000S+R-AIRの感触に馴れているので、走っていても安心感がある。
甲山神呪寺山門を経て
村上春樹「雑文集」を読んでいると、(バッハとオースター効用)という書評がピックアップされている。
「バッハのインヴェンションというのはご存じのように、左手と右手をまったく均等に動かすように設定されている。ー中略ー でも僕はある日、これが身体の、そしてその身体に結びついた精神のバランスを治癒するために、バッハという希有の天才が作り上げた壮絶なミクロコスモスであることに気づいたのだ。だから僕は原稿書きに疲れると、ピアノの前に座ってこの曲集をとつとつと練習し、その息をのむようなシンメトリーの宇宙に心地よく身を委ねることになった。」(同書257頁)
ここから村上春樹はポール・オースターの小説論に入っていくのだが、僕はこの文章を読みながらロードバイクのことを考えた。
「シンメトリーの宇宙」ってロードバイクもそうじゃないか。
村上春樹は肩こりをしたことはないそうだが、小説を執筆していると身体の歪みを感じることがあり上記バッハのインヴェンションをピアノで弾くそうだ。
まだロードバイクに乗らない頃、仕事のストレスや諸々の人間的な軋轢でひどい肩こりになったことがあった。
ロードバイクに乗り始めた頃からシンプルな生き方を選択していこうと思っていたこともあり、ロードバイクに乗り始めて肩こりからは解放された。
わずか8Kg弱のバイクに跨り、ドロップハンドルを操作し、直進・曲がり・上り・ダウンヒルを繰り返していく。僕らの身体はロードバイクというシンメトリーの宇宙に優しく包まれる感じがするんだ。
もちろんトライアスリート的な走りをする人からすれば「そんなぬるい宇宙などあるもんか」ということになろうが、別に僕はロードバイクを仕事にしている訳じゃない。
ピアノをうまく弾けなくたって、自分の世界で弾いている以上は誰の迷惑になるわけでもないし。
そんなことを考えていると、無性にロードバイクに乗りたくなった。
午後から雪も止み、路面も乾いてきたので午後2時半頃、ロードバイクで走る準備を始めます。
タイヤに空気をいれる時、ちょっと緊張する。先日、SENSIUMのタイヤ・チューブをContinental GP4000SとR-AIRに交換している。
R-AIRはキチンとタイヤに収まっていないと、空気注入時にバーストしてしまう。過去に3回ほどR-AIRを空気注入時にバーストさせている。
そろりそろりと空気を入れてから、タイヤを回転させて歪みがないかチェック。大丈夫なようなので前輪7.2Bar、後輪7.5Barで充填。
今日は所用で呼び戻されるかもしれないので近場を走ります。
武庫川堤防道路を走って、仁川から五ケ池ピクニックロードへ。仁川激坂を避けて、住宅地のウネウネした道を上っていくが、やっぱり楽だ。
Continental GP4000S+R-AIRの感触に馴れているので、走っていても安心感がある。
甲山神呪寺山門を経て
北山貯水池へ。
六甲も今日は雪がたっぷりと積もっているだろう。
16号線に合流し、逆瀬川まで一気に下っていく(車を追い抜いてしまいそうな直線の下りがある)。危険な走りはしないけど、挙動が安定しているので自然にスピードが上がる。
小浜宿をのんびり流して
武庫川堤防道路などを走って、今日の走行距離 45Km
・完成車SENSIUMの改造はホイール・ハンドル・タイヤー・チューブの交換で、ひとまず終わりです。san marco ponza無印のサドルは違和感がないので、そのまま使う予定。まだ1ヶ月も乗っていないけど、乗りやすいロードバイクになった感じ。
・シンメトリーの宇宙の神様っているかもしれないなと思った雪解けの午後。
明日も雪っぽいけど、ちょっとは走りたいな。
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