アクセスの椿事 ― 2010-12-10 23:59
ツーリング旅行から帰って、今週は仕事に励んでおりました。
ロードバイクは、リムの汚れなどをとって拭き掃除。
拭き掃除するときには、ユニチャームのキッチンクロスを愛用しています。

ふきんの代わりにもなるし、ほつれることもなく汚れをとることができる。
使い捨てできて、安価。
■アクセスが・・・
今日はこのブログに対するアクセスが突出して多い。普段はクローラーを含めて、300人から400人ほどアクセスがあるが、今日は1,000人ほどアクセスがある。
チェックしてみると、3年前に書いたブログ記事・村上春樹「ノルウェイの森」記事関連のアクセスが増大しているようだ。
まもなく映画「ノルウェイの森」が公開される影響もあるようだ。
辺境の地でブログを気ままに書いているけど、なぜかGoogle検索などでこのブログ記事にHitすることが多い。時折、北摂・丹波の峠道をググってみると、自分のブログがHitして、ちょっとガッカリすることがある(苦笑
迷い込んだ人、つまらぬブログですみません。
アクセス増はまったく考えていないので(でも全然アクセスないと寂しいけど)、ブログはこれからも気ままに書いて参ります。
明日からはまた静かなアクセスになるでしょう。
たまたま昨日から村上春樹「ノルウェイの森」を3年ぶりに再読している。

------------------------------------------------------------------------------
「孤独が好きな人間なんていないさ。無理に友だちを作らないだけだよ。そんなことしたってがっかりするだけだもの」と僕は言った。
「たぶんそのせいで人にあまり好かれないんだろうね。昔からそうだな」
「それはね、あなたが人に好かれなくたってかまわないと思っているように見えるからよ。だからある種の人は頭にくるんじゃないかしら」と彼女はもそもそした声で言った。
------------------------------------------------------------------------------
ワタナベくんとミドリの会話を抜粋したけど、「なぜ村上春樹は僕らの心の声を知っているのだろう?」とこんな部分に反応するんだろうな。
読んでいて、3年前と読む感覚が違っていく。村上春樹作品の魅力は再読するたびに、僕らの今とリンクしていくことかもしれない。
■ロードバイク貯金
余分の部分をロードバイク貯金に回すことにした。
貯金でデフォルトのVIPERが3台ほど買えるけど、VIPER自体、ホイール交換・コンポ総替え・ハンドル/ステム交換・サドル交換と、そこそこ改造費にかかっている。
ほんまはエンジン総替えが一番いいけど、これは無い物ねだり・・・
ロードバイクに嵌ってくると、金銭感覚がおかしくなるけど、何台も所有することはしないと思う、たぶん。
■週末
明日はのんびりロードバイクで走り、日曜はちょっと気になっている日本料理の店で食事。時間があれば、美術展を覗いてきます。
息子らにジムに入会しないかと誘われたけど(家族会員だと安くなるらしい)、そんな暇があったらオヤジはロードバイクに乗ります!
ロードバイクは、リムの汚れなどをとって拭き掃除。
拭き掃除するときには、ユニチャームのキッチンクロスを愛用しています。

ふきんの代わりにもなるし、ほつれることもなく汚れをとることができる。
使い捨てできて、安価。
■アクセスが・・・
今日はこのブログに対するアクセスが突出して多い。普段はクローラーを含めて、300人から400人ほどアクセスがあるが、今日は1,000人ほどアクセスがある。
チェックしてみると、3年前に書いたブログ記事・村上春樹「ノルウェイの森」記事関連のアクセスが増大しているようだ。
まもなく映画「ノルウェイの森」が公開される影響もあるようだ。
辺境の地でブログを気ままに書いているけど、なぜかGoogle検索などでこのブログ記事にHitすることが多い。時折、北摂・丹波の峠道をググってみると、自分のブログがHitして、ちょっとガッカリすることがある(苦笑
迷い込んだ人、つまらぬブログですみません。
アクセス増はまったく考えていないので(でも全然アクセスないと寂しいけど)、ブログはこれからも気ままに書いて参ります。
明日からはまた静かなアクセスになるでしょう。
たまたま昨日から村上春樹「ノルウェイの森」を3年ぶりに再読している。


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「孤独が好きな人間なんていないさ。無理に友だちを作らないだけだよ。そんなことしたってがっかりするだけだもの」と僕は言った。
「たぶんそのせいで人にあまり好かれないんだろうね。昔からそうだな」
「それはね、あなたが人に好かれなくたってかまわないと思っているように見えるからよ。だからある種の人は頭にくるんじゃないかしら」と彼女はもそもそした声で言った。
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ワタナベくんとミドリの会話を抜粋したけど、「なぜ村上春樹は僕らの心の声を知っているのだろう?」とこんな部分に反応するんだろうな。
読んでいて、3年前と読む感覚が違っていく。村上春樹作品の魅力は再読するたびに、僕らの今とリンクしていくことかもしれない。
■ロードバイク貯金
余分の部分をロードバイク貯金に回すことにした。
貯金でデフォルトのVIPERが3台ほど買えるけど、VIPER自体、ホイール交換・コンポ総替え・ハンドル/ステム交換・サドル交換と、そこそこ改造費にかかっている。
ほんまはエンジン総替えが一番いいけど、これは無い物ねだり・・・
ロードバイクに嵌ってくると、金銭感覚がおかしくなるけど、何台も所有することはしないと思う、たぶん。
■週末
明日はのんびりロードバイクで走り、日曜はちょっと気になっている日本料理の店で食事。時間があれば、美術展を覗いてきます。
息子らにジムに入会しないかと誘われたけど(家族会員だと安くなるらしい)、そんな暇があったらオヤジはロードバイクに乗ります!
コメント
_ kurubi ― 2010-12-11 18:30
_ asyuu>kurubiさん ― 2010-12-11 22:39
今日もしっかりと走られたようですね、kurubiさん。
村上春樹の小説を「結婚詐欺みたいなもの」と評した文芸評論家がいたりしますが、たぶんモテない男の僻みがかなり入っているとにらんでいます(笑
冗談はさておき村上春樹の小説は短編が好きなんです。
kurubiさんのお母様というと私と同年代くらいでしょうか。
村上春樹の小説には性的なシーンが多く、女の子に貸し出すのはけっこうムツカシイ。
でも私が過去に出会った女性で、「村上春樹が好き」という人はいませんでした。
その前にまわりに全くいない。だから村上春樹の作品がベストセラーになるというのは、不思議な感がします。
会社のエライさんは「司馬遼太郎が愛読書」と真っ先にいうでしょ。
「村上春樹が好き」なんていうエライさんを見たことはありません(笑
村上春樹作品は100人いれば100通りの読み方ができる。
今回も「ノルウェイの森」を再読しながら、一挙に17才から現在に至るまでの恋愛関係を思い出していました。
Netに公開するものではないので割愛しますが(苦笑
日常で置き去りにするもの、忘れていた神話めいた想い、そんなものを村上作品はダイレクトに喚起させてくれるような気がします。
村上春樹の小説を「結婚詐欺みたいなもの」と評した文芸評論家がいたりしますが、たぶんモテない男の僻みがかなり入っているとにらんでいます(笑
冗談はさておき村上春樹の小説は短編が好きなんです。
kurubiさんのお母様というと私と同年代くらいでしょうか。
村上春樹の小説には性的なシーンが多く、女の子に貸し出すのはけっこうムツカシイ。
でも私が過去に出会った女性で、「村上春樹が好き」という人はいませんでした。
その前にまわりに全くいない。だから村上春樹の作品がベストセラーになるというのは、不思議な感がします。
会社のエライさんは「司馬遼太郎が愛読書」と真っ先にいうでしょ。
「村上春樹が好き」なんていうエライさんを見たことはありません(笑
村上春樹作品は100人いれば100通りの読み方ができる。
今回も「ノルウェイの森」を再読しながら、一挙に17才から現在に至るまでの恋愛関係を思い出していました。
Netに公開するものではないので割愛しますが(苦笑
日常で置き去りにするもの、忘れていた神話めいた想い、そんなものを村上作品はダイレクトに喚起させてくれるような気がします。
_ kurubi ― 2010-12-11 23:44
私の母は現在61歳で、若い頃はなんちゃって文学少女だったらしいです。
ベストセラーな本が大好きです。
最近は、老眼で本を読むペースは遅くなってるみたいですが。
女性で村上春樹の小説が好きな人は少ないかも知れませんね。
そういえば、結婚当初妻に「アフターダーク」を「読んでみ」と渡したけども、
読んだ形跡すらないです、、、、。
あんまり異性に本やらCDなどを貸し借りしない方がいいかもと、
この年齢になって思います。
私にとって村上春樹の作品の金字塔は「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」です。
何か行き詰まった時に、何度かこの作品を読み返していました。
この小説のおかげで上下巻の長編小説が好きになり、
ジョン・アーヴィングなどを読むようになりました。
私も含めてですが、隠れ村上春樹ファンの自転車乗りは多いと思いますよ。
ベストセラーな本が大好きです。
最近は、老眼で本を読むペースは遅くなってるみたいですが。
女性で村上春樹の小説が好きな人は少ないかも知れませんね。
そういえば、結婚当初妻に「アフターダーク」を「読んでみ」と渡したけども、
読んだ形跡すらないです、、、、。
あんまり異性に本やらCDなどを貸し借りしない方がいいかもと、
この年齢になって思います。
私にとって村上春樹の作品の金字塔は「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」です。
何か行き詰まった時に、何度かこの作品を読み返していました。
この小説のおかげで上下巻の長編小説が好きになり、
ジョン・アーヴィングなどを読むようになりました。
私も含めてですが、隠れ村上春樹ファンの自転車乗りは多いと思いますよ。
_ asyuu>kurubiさん ― 2010-12-12 10:11
素敵なお母様ですね。
おっしゃるように異性との本やCDの貸し借りは控えた方がよろしいようです。
文芸評論家の目黒考二さんは、
「若い頃、女の子とデートするたびに私は本を貸し出していた。自分の感動した本をとにかく読んでほしいのである。同じように感動してほしいのである。そしてその本について「よかったね」とお話ししたい。」
という行為を実践していたようです。
でも当然ながら、別れが来たりしちゃう。
「いくら鈍感な私でも「おおこの恋は終わったのだ」ということはわかる。しかし私の場合、本を貸したままになっていることが多いので、はいそうですかというわけにはいかない。なんとか彼女に貸した本を取り返さなければならないのだ。
ところが、相手はまさか本に未練があるとは思っていないので、三十分だけでもいいからと言ったところでなかなか出てきてくれない」
目黒考二「活字中毒」
わかります、この気持ち(笑
村上春樹の作品は、なんども読み返すことができるので
私は定年過ぎたら大学院に行って、村上春樹全作品を読み返して、ロードバイクに乗って、古いThinkPadに囲まれてLinuxで遊ぶという生活を妄想しております(汗
自転車乗りにはPCマニアも多いとにらんでいます(ほんまかいな)
今日はよい天気ですね。Kurubiさんは走りに行かれていることでしょう。
私はいまから家族と食事にでかけるので、乗らない週末になるようです・・・
おっしゃるように異性との本やCDの貸し借りは控えた方がよろしいようです。
文芸評論家の目黒考二さんは、
「若い頃、女の子とデートするたびに私は本を貸し出していた。自分の感動した本をとにかく読んでほしいのである。同じように感動してほしいのである。そしてその本について「よかったね」とお話ししたい。」
という行為を実践していたようです。
でも当然ながら、別れが来たりしちゃう。
「いくら鈍感な私でも「おおこの恋は終わったのだ」ということはわかる。しかし私の場合、本を貸したままになっていることが多いので、はいそうですかというわけにはいかない。なんとか彼女に貸した本を取り返さなければならないのだ。
ところが、相手はまさか本に未練があるとは思っていないので、三十分だけでもいいからと言ったところでなかなか出てきてくれない」
目黒考二「活字中毒」
わかります、この気持ち(笑
村上春樹の作品は、なんども読み返すことができるので
私は定年過ぎたら大学院に行って、村上春樹全作品を読み返して、ロードバイクに乗って、古いThinkPadに囲まれてLinuxで遊ぶという生活を妄想しております(汗
自転車乗りにはPCマニアも多いとにらんでいます(ほんまかいな)
今日はよい天気ですね。Kurubiさんは走りに行かれていることでしょう。
私はいまから家族と食事にでかけるので、乗らない週末になるようです・・・
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「ノルウェイの森」と言えば思い出すのが、自分がまだ中学生の頃に母がこの小説を買って読んだ後に、なんとなく気になって読んでみることに。
読んでみると「何でオカンこんなエロい小説読んでんねん」とショックを受けました。
その後、大学生になり同じ本がまだ家にあるので何気に再読しました。
そしたら、初めて読んだ小説に思える新鮮さでおもしろい。
そこから村上春樹に興味を抱き、古本屋などでその時期に出版されてる小説やエッセイを全てそろえました。
そして、その頃少し心ひかれる読書好きな女の子の知り合いがいて村上春樹を読んだこと無いから、色々と見繕って数冊貸してあげることにしました(もちろん「ノルウェイの森」も)。
すぐに読み終わったと返されて、感想を聞いても「う~ん」という状態。
彼女の愛読書は江戸川乱歩でした。
この後、何も進展もせず、、、、。
まだ「1Q84」は読んでません。
文庫化を待ってる状態です。
あまり情報をいれたくないから「1Q84」に関するasyuuさんの記事もチラ見してました。