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「サバイバル登山」で有名な服部文祥さんの新刊「百年前の山を旅する」を読んでいると

「若狭〜京都北山・小浜街道針畑越-鯖街道を一昼夜で駆け抜ける」という章がある。

鯖街道といっても色々なルートがあるが、小浜から根来坂・針畑ー久多ー花脊ー鞍馬へと抜けるコースを「ゴアテックスもヘッドランプも持たず、ハンテン、股引、脚絆にわらじという出で立ちで、100年前の登山を追体験]」するもの。


1日で小浜から塩をまぶした鯖を背負って京まで追体験しながら歩くのだが、「京は遠ても十八里(72Km)」はムリではないかと実際に歩いて結論づけているのが面白い。


今回のコース、ロードバイクでも結果的に分割しながら走っている。
湖西（高島市）を経て針畑郷・美山を走る（輪行編）
小浜から根来坂の林道には「おにゅう峠」がある。ここを越えると生杉。783号線から古屋・桑原の針畑川沿いが100年前の面影が残っている。

酷道（国道）R477を経て琵琶湖へ走る（ロードバイク編）
経ケ岳から久多越えする古道があるようだ。38号線から南下すると花脊峠・百井峠を越える。

京都北山・芹生峠を走る。
江文峠・静原を経て出町柳へ。

ロードバイクは林道・古道も走ることができるので、走っていると昔のあっただろう風景を想像してみるのも楽しい。

生杉から小浜に抜けるコースが地道の林道なので、ロードバイクで走るのはちょっと難しい。12Kmのダート部分が難関だ。

でもいつかは走ってみたいな。

今年は紅葉が綺麗そうだから、来月は山歩きもしてみたい。

日曜は天候不順だし、所用があるので明日はロードバイクで走ろう。