夏の小確幸2010-07-28 23:50

僕は夏が大好き。8月生まれだからバイオリズムの影響もあるかもしれない。

少年時代、家から海まで渡し船に乗って自転車で出かけた。夏の海でたっぷり泳いで帰宅してから縁側で扇風機にあたりながら昼寝する。楽しいことしかしないという悪癖は少年時代に身についたようで、宿題は当然後回し。8月の下旬になって、あわてて宿題をし始めるという学生時代をどれだけ過ごしただろう。

山を歩いたり、ロードバイクに乗っていると少年時代の夏を感覚として思い出す。

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木陰から光の射す方へ向かって歩く。

夏の空は濃い碧というより薄水色で
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入道雲よりもはぐれ雲のような流れに近しさを感じる。
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僕らは少年時代とそれほど精神的に成長しないのに
妙に訳知り顔になったりしていく。
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朝靄の田園にアザミの花が咲き

夏の道にはむせかえるように草木が茂る。
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分け入った山道や
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渓流沿いの道を
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静かに歩いていこう。

人に誤解されたり、愛されないと嘆くより
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ひと夏に飛ぶアゲハのような愚直さがあればよいではないか。

疲れたら頭から水をかぶり
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火照った身体を素朴なものを通して冷めさせよう。
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僕たちの多くは路傍の石。
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存在したこともいつかは忘れ去られる。

夢を見ない夜を幾つも経てDSC_0642
出会った人々や風景を身体に馴染ませていこう。

村上春樹がいうところの小確幸(小さいけれど確かな幸せ)は
声高で威勢が良く誠実そうに振る舞うところではなく
僕らのもう独りの自分の中にあるような気がする。


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