小雨交じりにDVD/読書 ― 2008-05-05 21:24
昨日の初夏のような天気から、今日は時折小雨が降り肌寒さを感じさせる一日。家でDVDを見たり、本を読んだりする。
■DVD
木村拓哉「HERO」の劇場公開版。検察官がこんなに捜査に従事するわけないじゃんと突っ込みを入れたくなるが、まぁ娯楽大作であるのは間違いないかも。
アメリカン・ヒーローはなぜこんなに辛気くさく悩むんだろう。
監督のサムライミは「死霊のはらわた」シリーズで第1作はスプラッタムービー、第2作はブラックコメディー、第3作はファンタジーモノというぶっとんだ映画を作っている。かなり好きですけどね。とくに第1作は「信じるものが間近な恐怖になる」という怖さを描いていて、とても印象に残ってる。
あいかわらず女性主人公がかっこいい。でも延々と続くB級ホラー・バタリアンシリーズがバカバカしくて好き。
ちなみに以上どれも、次男がレンタルしていたモノです(汗。
■本
イカ干しは日向の匂い
写真家には名文家が多い。直球で入ってくるような文章が多い。星野博美、藤原新也、小林紀晴などの文章がそうだ。今回読んだ武田花の文体も独特。都会の洒脱な街並みではなく、打ち棄てられたような地方都市の風景写真。三毛猫、不機嫌な男たち、不味い土産物など視点がユニーク。
Googleが消える日―情報学序説
表題はエキセントリックだがマジメっぽい本。
本棚をゴソゴソ漁っていたら出てきた。平成11年1月1日初版。
確かこの頃低山歩きに凝っていて、MTBも始めてみようかと思っていた時期だ。北摂・丹波の魅力がしっかりと書かれている。北摂のミニ峠を走るのが好きなので、改めて読み直すといろいろな山や風景が蘇ってくる。
ロードバイクで北摂を飽きることなく走っているが、著者は北摂の魅力4点をあげる。
(1)京阪神各方面から近いこと(位置的条件)
(2)適度に交通の便が悪いこと(交通量が少ない)
(3)適度なアップダウンがある
(4)ルートがたくさんとれるエリアである
確かにそうですね。そして北摂から京都へ、芦生へ鳥瞰できるのが魅力的だと思う。
さて明日は天候が回復しそうなので、またまたロードバイクで走ってこよう。
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