柳生街道トレッキング2007-08-25 22:19

昨日は友人Iくんと柳生街道をハイキング。近鉄奈良駅に着くと改札口横にある「てくてくマップ」をまず入手する。

今回は「柳生街道」「笠置周遊」コースを入手して歩き始める。 奈良公園を抜けて、しばらく森林地帯を歩いていく。石畳の道で、ゆるやかな上りが続いていく。林道があるがほとんど車は通らない。

3時間ほど歩いて円成寺へ到着。茶店でそうめんをいただく。
円成寺そうめん
山菜が多く入った素朴な味。大好きなスイカが乗せられてるのがイイ!ビールをふたりで3本あけて大休止。

開け放した窓からの風が気持ちよい。
茶店

円成寺から大柳生の里まで下っていくが、この頃から雲もとれ炎天下になる。
大柳生の里

大柳生の里を過ぎると、峠を越えて柳生の町に至る。 二人とも観光名所には興味がないので、笠置町への道を尾根沿いに歩くことを選択。

でもこの尾根道、最近人が歩いていないようだ。蜘蛛の巣が至るところに張られ、夏草が生い茂り登山道が見えないほど。蜘蛛の巣を拾った枝で取り払いながら、アップダウンを繰り返し歩いていく。次第に、先週の丹波篠山143Kmライドの影響が出てくる。ふくらはぎ、左太ももがちょっと痛い。まぁ歩きに影響するほどじゃない。

尾根道を出て林道をのんびり歩いていくと、前から作業服姿の若者達とすれ違う。 きもちのいい挨拶を交わされたので、あわてて「こんにちは」と応えた。 二人で「最近の若者の雰囲気とちょっと違うよなぁ」と話していると、遺跡発掘現場に遭遇。どうやら先の若者たちはその作業に従事しているようだ。

遺跡発掘
南北朝時代の遺跡の発掘らしい。

その後もアップダウンを繰り返す山道を歩いて、やっと木津川を望む場所に到着。

えーっ、こんなに標高の高いところを歩いていたん?という不思議な感がする。ハイキングよりはトレッキングに近いじゃないか。

落陽していく西日の中,下山。石仏が鎮座している。
下山

JR笠置駅に着いた頃は、ふたりともすでにかなり疲れている。 JRで天王寺まで出て、ふらっと寄った居酒屋で飲む。
わが社でもいま組織改編がひんぱんにある。
そのためか組織改編にともなう異動に対し過剰反応している社員が多い。過剰反応するタイプはざくっというとこんな感じだろうか。

・情報を集めて、より有利な異動を画策する人。でもその情報が信頼できるものかどうか情報を集めるほど疑心暗鬼になる。そのうち情報収集にホトホト疲れてしまう。

・派閥、人事をつかさどる有力筋と思われる「ここだけの話」をまことしやかに語る人。彼らが口にする「人への信頼」という言葉は、「(自分だけは)あんじょうよろしく」という非論理的・非倫理的なもの。
また組織が合目的・機能的に動いているというのを前提としているが、組織が同族会社並みに機能不全に陥っているかもしれないという視点はない。

などと偉そうに言っているが、私もIくんも「組織内離れ組」だ。 ただただ仁義を通したいという古いタイプだ。
ふたりですっきりと生きていこうじゃないかと語りながら、オヤジの夜は更けていった。
昨日の人力移動距離約30Km。

じぶんの中では負荷順位は
20Kgのザックを背負った山歩き>峠越えを含む100Km以上のロードバイク乗り>長距離トレッキングといった感じですね。


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