サバイバル登山、そして梅か桜か2007-03-02 22:56

3月になりますます春めいてきた。
今年は記録的な暖冬。地球環境には問題かもしれないが、冬の苦手な私にはありがたい。

■私の愛する喫茶店
私の愛する喫茶店 関西篇 最近はスターバックスのようなアメリカスタイルの喫茶店が多い。
でも、すこし猥雑で陰影のある喫茶店のほうが好きだな。

京都や大阪、奈良の喫茶店を巡ったりするがいくつかの店がこの本にも取り上げられている。
明日にでもデジカメ画像をUpしてみよう。

■サバイバルしよう!
サバイバル登山家 低山、まったり派の私でもこの本はおもしろい。

とても率直な文章が気に入っている。

■梅か桜か
まもなく桜の季節。そのまえに花開く梅林は、地味な存在だ。
だが香りは桜の花より強く、花によっては人を酔わせるような匂いを発する。
すこし魔性の女性のような雰囲気が梅の花にはある。

何年か前、奈良佐保川沿いの桜並木を歩いた。満開を過ぎて、散り始めの夕方。
桜の老木の前で,桜の花を見上げる老女がとても印象的だった。
桜には人を感傷的にさせる何かがあるのかもしれない。

ことしはどんな桜を眺めることができるだろう。

■Lijit・Clicky
Stats機能がついたり(Lijit)、ClickyはGoogleMapsと連動するようになっている。
なかなかユニーク。

と走り書きしてきたが、仕事はあいかわらず忙しい。
でも、土日はお休みできるので、ちょっと遊びたおします。

アサブロUpdate,FeedBurnerがRenewal2007-03-03 12:12

久しぶりに熟睡。
Net関係がいくつかUpdateしている。

■アサブロUpdate!
このブログの寄留先のアサブロがUpdate。
長らく放置されていたテンプレートがいくつか追加されている。

うーむ、でもなんかデザインがいまいちなんですけど。
私はCSSを直接編集しているので、レイアウトが崩れそうで手が出せないな。

アサブロ新着情報もカテゴリーが追加されている。
各自がつけたカテゴリーなので、かなり恣意的な感じ。

http://dir.asablo.jp/msg/cat/検索語/として検索すると,
共通するカテゴリのブログを表示することができる。

これはちょっと進歩かな。

それにしてもアサブロインフォメーションでは、これらのUpdateについてアナウンスがない。

よくわからないな、アサブロ。

■FeedBurnerがRenewal
アサブロに比較するとFeedBurner日本語版が劇的に変化している。
本家アメリカ版と比べると機能がどうしても劣っていた感のある日本語版。
今回のUpdateはなかなかすごい。

http://www.feedburner.jp/fb/a/home

もともとどのようなCrawlerやRSSリーダーが自分のBlogをチェックしているかわかるようになっていたが、その集計もずいぶんと見やすくなっている。

サイト集計情報もチェックできる。

共有ブックマークやFlickrとの連動もよく、
今回ははてなブックマークを自分のFeedに入れることにした。
海外ではdiggやdel.icio.usが活用されているが、日本ではヲタク色の強いはてなブックマークが中心のような感もある。
とりあえず興味のある記事をクリップしていこうと思う。

LinuxでFinepix F31を認識する2007-03-04 10:39

Recent Linux Desktop
春ですね。

■Linuxでデジカメ画像を認識しない
昨夜、Finepix F31の画像処理をしていたが、例によってThinkPad X20+VineLinux4.1がデジカメを認識しない。

gtkamでF31を認識するがインデックスを作成できないようだ。
試しにThinkPad X21+OpenSuse10.0環境下のF-spotを使うと、あっさりとF31を認識し画像をHDDに取り込むことができる。

なんでなんだーorz。

VineLinux4.1も使いやすいが、デスクトップ環境としてはOpenSuseの方がラクチンなのは確かだな。画像・映像・音楽処理にはOpenSuseがストレスが少ない。

Flickrに画像をいくつかUp。
MyBlogLogやLijit,winkを使い始めて閲覧者が微増しているような感じがする。

■「サバイバル登山家」読書中
何日かの単独行をした経験のある人には、そしてなぜ山に登るのかを考えた人には
染みこむように伝わってくる文章だ。
詳しい感想は後日にでも。


では、今からクロスバイクでポタリングしてきます。

野間の大ケヤキ、そして峠を走る2007-03-05 06:21

昨日は、またまた北摂の峠をクロスバイクで走ってきた。

猪名川CRを北上して、川西多田の「王将」で昼食。ここの王将は広くてメニューも豊富。腹ごしらえをして能勢方面に向かう。
妙見口を経て、野間の大ケヤキを見学。
big tree(keyaki) in Nose
野間の町は山里の雰囲気が残っており、お気に入りの場所だ。

資料館やきれいなトイレも設置され、以前はポツンと大ケヤキが立っていただけだったのに隔絶の感がある。

big tree

しばし休憩してから府道4号線に入る。これから妙見山入り口までひたすら上りが続く。
自転車で上っているのは私だけ。オートバイ、自動車が次々と追い越していく。
カーブの多い坂が続き、車などもあまりスピードをあげないのでのんびり上っていく。

長い上りが続くと快適なダウンヒル。
R423に合流する地点に下り、再度上りが続く府道4号線を走る。
だらだらと上っていく。

途中、棚田を発見。
田植えの頃に来たら美しいだろうなあ。
tanada

R43に合流して箕面の滝へ下っていく。
今回は箕面の遊歩道を走る。新緑の季節でもないのに、人が多い。
のんびり走りながら、箕面・池田と経て猪名川CRへ。

すっかり日も暮れて、暗い猪名川CRを南下。帰宅して、入浴・食事・ビールとすると もう爆睡。早く目覚めてブログ更新してます。

昨日の走行距離【73.0】Km

総距離(2006年7月2日〜)2,000Kmまであと少し。

Bike+Trekkingしたい(妄想編)2007-03-05 22:57

TREK in mountain
今日は春の嵐。

「サバイバル登山家」を熟読中。
この本って「みすず書房」から発刊されているんだ。

みすず書房というと,人文学系の専門書を発刊する出版社というイメージが強いので意外だ。だが、硬派の山の本もいくつか出版している。

サバイバル登山などというハードな山歩きは私にはできない。

でもいま妄想していることがひとつある。

Bike+Trekkingの組合せで朽木の山々を歩いてみたい。
Bikeで朽木周辺に入り、Bikeを登山口に置いて山を歩く。
今、地図を広げているがまとまった休日が取れれば可能だな。

荷物はなるべく軽量化し、テントを入れて走る。

その前に身体をもうちょい鍛えるのと
まとまった休みを取れるかどうかが問題ですけど。

六甲「月森」でお茶する2007-03-06 22:43

予想したより早めに仕事が捌けたので会社を出てから、喫茶店めぐりをする。
三宮高架下の喫茶「Java」で珈琲をいただく。

■六甲「月森」
本屋に立ち寄ってから、阪急六甲で途中下車。 お友だちに紹介されていた喫茶「月森」へ。
ちいさなお店だが、古本がカウンターに置かれていて落ち着けるお店だ。お目当てはドーナツとのセットだが売り切れとのこと。残念。

トースト(バター+苺ジャム)と珈琲のセットをお願いする。
意外と人見知りする性格なので、静かに本を読みながら珈琲ができるのを待つ。

智恵子抄 写真集 三島由紀夫 ’25~’70 高村光太郎「智恵子抄」、「写真集 三島由紀夫 ’25~’70」、「室生犀星詩集」などをぱらぱらと読む。
若い頃、高村光太郎の「智恵子抄」は純愛詩集だと思ったが、いま読み返すと愛の息苦しさが伝わってくる。三島由紀夫は大正14年生まれ。健在ならば82歳か。

頭の中でひとり遊びがしたいときに、また立ち寄りたいな。
次回は苦めの珈琲をお願いしよう。

■穂村弘さんの新刊
もしもし、運命の人ですか。 男性から見た切ない恋愛シュミレーションですね。
いじいじとした下心、そして奇妙な自尊心。願わくば、そのような男性の気持ちをわかって欲しいという本?いずれにしても穂村ワールド全開ですね。

「サバイバル登山家」と欲望資本主義2007-03-09 23:59

しばしブログを更新できず。
ブログを更新できないときは
・リアルの生活(仕事面)で忙しすぎる。
・酒を飲み過ぎて砂のように眠っている。
かのどちらかです。

サバイバル登山家を読了。 表紙をみるとなにか挑発的な雰囲気があるが、本文はとても静謐。
なるべく近代装備に頼らず電子機器も排除し、食料も現地調達(岩魚釣り、キノコ・山菜採りなど)して長期縦走というスタイル。

百名山踏破、ピークハント型などいろいろな山歩きのスタイルがあるだろう。
どれが高尚でどれが俗悪かなどの分類は無意味だ。
私は低山徘徊派だが、ただ山の中にいたいだけ。そしてできれば文明からすこし距離を置いた空気の中にいたい。

私たちは欲望資本主義の中に生きている。消費し続けるという生活スタイルをとっている。それをすべて否定することはむつかしい。原始の時代に戻ることはできない。

だが、おそらく私たちは原始の時代から、それがオーバーだとすると子どもの時代から欲望資本主義とは違ったDNAもじぶんの中に取り込んでいるのではないか。
美味しいものを食べ、しゃれた服を着て、交通網の発達した都市に住むのは快適だ。「都市は人を自由にする」というのは真実だと思う。

いっぽう私たちはいつかは滅び、そして土に戻るという有限性を持っている。
山で死に絶えていく動物との間に彼我はない。
この本を読んでいると、動物として山に籠もるスタイルを好ましく感じる。 とくに「日高全山ソロサバイバル」の記録は読み応えがある。

ときおり出会う他の登山者に食料をなんとかねだろうとするいじらしさもおもしろい。
山にはいると、歩く以外は寝ることと食べることばかり考えるもんなぁ。

欲望資本主義のまっただ中で生まれた著者(1969年生まれ)がこれからどのような山行きスタイルをとっていくのか興味深い。


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