VineLinux、ちょこっといじる2006-12-26 07:41

■VineLinuxのapt-get updateをするとFluxboxが新しくなっている。
マニュアルも日本語表示される。
GNOMEでもそこそこ軽いが、Fluxboxだとより軽く処理ができる。

デスクトップにアイコンを置きたい場合は、ファイラーのRoxを使い、
$rox --pinboard=PIN
と打ってアイコンを配置している。

システムのモニターはgkrellmを使用。

やっぱりsimple is bestかな

■会社のブラウザがFireFoxじゃないorz
使いにくいったらありゃしない。
IE版CoolirisはGoogleやYahoo!の検索項目しかプレビューしないんだ・・・。
Coolirisの便利さになれると、IEのもたつきが気になる。
それにしても会社のネットワーク、芸能やスポーツネタをブロックして見えないようにしてるけど会社がリンクしている先もブロック機能で見えない。
なにを考えているんだろう。

■トラックポイントを指がさがしている
ThinkPadになれると外付けマウスがめんどう。
だれか会社のNotePCのキーボードにトラックポイントを付けてくれい。

■アクセスカウンターをつけた
実験的に日々のカウンター数がわかるものを付けてしまった。
いやぁー、深い意味はないです。
なんかかっこよかったから・・・。

学ぶことは真似ること2006-12-26 23:41

今日は友人のIくんとミニ忘年会。
すっきり飲んで岡本で別れてひとり電車に乗っていると、ふと昔のことを思い出した。

大学の頃、古書店でO助教授の社会学の本に出会った。その本の初版は1969年。私がその本を手に取ったのは1975年。じぶんの置かれている立場や悩み、それは抽象的な悩みであったが、切実な悩みでもあった。抽象的な悩みだから贅沢なんだとは今となっても言いたくはない。

O先生の論理は、まさしく染み入るように私の心に入ってきた。
自分の中で曖昧模糊として論理化できていなかったものを「こんな考えもあるよ」と差し出してもらった感覚。その後、下宿の部屋でO先生の本を読み漁り、ある日O先生に自分の稚拙な考えを書いた手紙を送った。

しばらくしてO先生から返事が届いた。丁寧に自説への疑問点を回答していただき、「東京に来られたら(O先生の)私的ゼミに飛び入り参加自由ですよ」と末尾にしたためられていた。

O先生と一度お会いしたかったので、東京に出向き、私的ゼミに参加させていただいた。
他大学の私をO先生は「友あり遠方より来たる、また楽しからずや。アンパン食べましょ」とおっしゃって、アンパンをほお張りながらO先生のゼミに参加させていただいた。

東京に泊まった後、各駅停車で日本海に出て金沢に立ち寄り、関西に帰ってきた。
時間は十分にあり、私は孤独であったけど自由であった。

O先生は当時40歳を越えた頃であり、私も23歳であった。

私はその後会社員として、若い頃の悩みなどなかったかのように生きてきた。

O先生のような学究の徒にはなることができなかった。

しかし日々生きていく上で、じぶんの中に基準というものがあるならば、それは稚拙であろうと不器用であろうと私というものを形作ったO先生との時代を思い出す。

ふと今年亡くなった敬愛するK先輩のとO先生が重なって見えてきた。
お二人とも雰囲気がとても似ているのだ。
K先輩とお会いしたとき感じた既視感は、これだったのかもしれない。

「学ぶということは善きものを真似ることなんだ」という思いがいつもある。

少しほろ酔いで、書きました。

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